表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
85/127

episode:69





本戦当日…

聖国について2日ようやく大会当日である。

色々濃い日々を過ごしていたためかとても長く居るような気がしてくるから不思議だ。


準備をして集合場所である宿泊施設のロビーへと向かう。

ロビーには既に全員揃っていて、僕達3人が最後だった。

のんびりしていた訳では無い、みんなが早く来ているのだ。


「よし、揃った見たいね。今日が本戦よ、王国の代表として戦う選手は5人でも、みんなの応援が戦う5人を強くするのよ。勝って帰るわよ」


『おおおおおおおおおお』


全員が団結し、大きな声が鳴り響く。


「じゃあ、みんなの気持ちが揃った所で代表選手一人一人から意気込みでも言ってもらおうかしら。まずはファム・カルロス前へ」


なっ、こういうの苦手なんだよなー。

代表選手5人…TOP5から順に挨拶が始まった。


「ファム・カルロス…特にいう事はない、勝つのは私だ」


『…お…おおおおおおおおお』


少ない言葉にみんなビックリしたようだが、

大きな歓声がなり響く。


「続いて、ミナーラ・アイラス」


「ミナーラ・アイラスです。王国に仕える者として代表になったからには必ず王国に勝利をもたらすわ。来年の大会に代表になりたいなら私の戦いを見て学びなさい。勿論来年も私が代表は頂くわ、でもチャンスは平等にあるのよ。きちんと応援するのよ」


『おおおおおおおおおおおおおおぉぉぉ』


ミナは男子に人気があるな、M気がある男子が集まりミナのファンクラブを作っているらしい。


「続いて、レイナード・ルーンステラ王女」


「レイナード・ルーンステラです。王国の代表として、学園生だけでなく、国民の皆様への勝利の報告それが王族としての義務だと思っています。皆様の誇れる戦いをさせて頂きます。応援をよろしくお願いしますね」


『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお』


『きゃあああああああああレイナード様ーーー』


男女共に人気のレイだが、王女として振る舞う時は普段とは別人だ。

何度見ても違和感しかない。だが王女として振る舞う時のレイは王女としての見えないオーラのような…何かを感じる。

人は振る舞いで印象が本当に変わるものだ。凛とした姿真似出来ないな。



「じゃあ次はララ・フェニアス」


「ララ・フェニアスよ。ほとんど言われてしまったから私から言う事は少ないわ。帝国、聖国の代表選手は私達にとって敵よ。でもね、学べる事は多くあるはずよ。ここまで遠征に来たからには王国に多くの経験や学びを持ち込めるように頑張るわよ」


さすがララだ。しっかりとこの大会の本質を伝えている。

その通りだ。勿論国同士の威厳をかけた戦いの一つではあるが、お互いの国同士の学びの場として用意されているのだろう。


それにしてもみんな、新入生という事分かっているのかな。

そんな偉そうに振る舞えるのは、3人の地位がしっかりしてるからだろう。僕が偉そうに言ったらブーイングが起きる気がする。

ここに来ている人はほとんどが上級生だ。


「じゃあ次はルイフ・アリオス。学園最優秀選手として上手く締めて貰おうかしら」


学園長…余計な事を…


「ルイフ・アリオスです。学園代表として選ばれたからには全力で戦うつもりでいます。聖国、帝国共にとても優秀な選手が揃っていると聞きます。そんな場所で戦える僕はこの上なく幸せな事だと思っています。皆様の応援や期待に応えれるよう勝利を王国へ持ち帰りたいと思います」


『お、おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお』


『きゃールイフ様頑張ってーーーーーーーーー』


良かった。無事に済んだようだ。

ルイフ様とか聞こえたが、意外と僕って人気あるのか?


「さあ、盛り上がった所で行くわよ、みんな」


僕達は、競技場へと向かう、代表選手は裏口からの入場だ。

その他の人は入り口から観客が入る前に入場する。

会場には5万人程の観客が集まるらしい…一瞬で終わらせるのはまずいだろうか?15人で総当たり戦だが、それ程見る価値のある試合になるのだろうか…疑問だ。


この会場には古の魔道具が設置され、競技中一定以上の怪我を負うと会場外へ飛ばされ致命傷にならないように配慮されているらしい。


この魔道具は1つしかなく、開催国が管理するらしい。

どこか裏切って盗んだりしないのか?と思うが、国の魔導師が魔力を何日も溜めてやっとこの2日の試合で使えるようになる程度で大会以外で使用してメリットのあるものではないらしい。


裏口から学園長とタイラ先生率いる代表生が王国用に用意された控え室に入室した。


「いよいよね、負けるとは思ってないけど、油断はダメよ」


「そうだな、ルイフお前は強い。だが敵にも天才というやつはいるんだ、手加減とかしてやられるなよ」


「はい、僕は負けないですよ」


「ルイフが勝てない相手とか私達じゃ勝てないものね」


「こいつが勝てなくても私がいる」


「ルイフのが強い」


レイ余計な事は言わないで…またファム怒るから


「今はそうでも…私が卒業する時は1位になる」


「あら、ファム首席で卒業するには学科も必要よ?」


「ミナに…教えて貰ってる」


「ファム…物覚え悪いからなー卒業出来るかがまず怪しいわね」


「な…そんな事は」


「今は僕達は王国代表としての仲間なんだからどっちが強いとかよりも協力して頑張ろう」


「言われなくても分かっている」


そうこうしているうちに本戦の時間となった。

最初に代表選手15人が競技場へと登り。

聖国の代表である教皇からの挨拶を頂く。


そしてその後、王国VS帝国が始まり。

休憩を挟み  王国VS聖国

そして最後に 帝国VS聖国


2国に連勝すれば優勝、翌日は2位と3位を決する戦いとなる。

同率ならば翌日優勝決定戦が行われる。


団体戦だから僕だけが勝っても勝利じゃないのが難しい所だが嫁達なら勝ってくれるだろう。


帝国だけ連戦がなく有利に思えるかもしれないがこれは国同士クジを引き公平に決めているらしい。


「では代表選手の入場です」


合図だ。競技場へと向かう。

あれが聖国と帝国の代表選手か…


お互いにどんな選手が来るか知らなかったので、相手の事を確認しながら歩いている。


大きな拍手の中選手達が並び終わる。


静かになった所で聖国の教皇の挨拶が始まった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ