episode:39
それから4日間ほど経ったある日、驚くべき事があった。
僕はいつも通り、実験をしつつ、遠出の準備をしていた。
食料も大量に買い込んだし、調理器具も揃えれるものは揃えてバッチリだ。
レイとララが夕方になり学園から帰宅した。
僕はリビングで寛ぎながら紅茶を飲んでいた。
「おかえり」
『ただいま』
レイとララの後ろには久々に見た顔がある。
「久しぶり?サーナ」
「ルイフ君全然学園にも来ないし、レイとララと婚約してるって聞いたし、私だけ置いてけぼりでヒドイよ」
「ごめん、そんなつもりはなかったんだけど、結構色々あって」
「それでね、私達考えたの。サーナもルイフのお嫁さんにどうかと思って。サーナは即お嫁さんになるって言ったんだけどサーナのお家の問題でね。すぐには返事が出なかったのよ」
「うん、それで今日になった」
「説得するの凄く大変だったよー…お父様なんて凄い激怒だったもん。レイとララがいなかったら、説得できなかったよー」
「えっサーナもお嫁さんに来るって事?」
「ダメ、だった…?」
ウルウルした目でサーナが見てくる。
10歳なのに胸の発達が目まぐるしいサーナ、顔も可愛らしい。
文句はないが、びっくりしたのだ。
「サーナは可愛いし、僕としても大歓迎だけど、サーナはいいのかなって」
「ルイフ君がいいの」
「うん、じゃあ、サーナもよろしくね」
「決まったわね、じゃあ、引越しの準備よ」
レイとララはサーナの引越しを手伝うらしく、慌しく出ていった。
ちょうど一部屋余っていたのでサーナの部屋になるのだろう。
人数も増えたので本格的に働いてくれる人を探さないといけないのだが、僕が遠出をする事もあり、戻るまでに目処を国王様と宰相の方で立てておいてくれる事になった。
いい人がいるといいのだが…継承権もない、今はただの冒険者だ。
来てくれるだろうか、少し心配だ。
そういえばミナは…ってモテ期が来たからと言って全員を婚約者にしようとするのはダメだろう。だが、一緒にいたメンバーが一人だけ居ないのはなんとも寂しいものだ。だが、自分からは聞けない…
聞いたら何言ってるのこいつ状態だろう。




