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僕は異世界でカラーボールを投げる  作者: Rea
幼少期編
13/127

episode:13





朝の光が差し込みルイフの顔を照らす。


馬車に乗った後から記憶が曖昧だ。

多分寝てしまったのだろう。


今日は収穫祭の前日で忙しく皆バタバタする日だ。こんなチャンス逃す訳には行かない。町の中心部に人が集まるので門への注意が減るのだ。


すぐに着替えをして、朝食を食べるため下に向かった。既にみんな朝食を食べ始めていた。


「おはようございます。父様、母様、ライド兄様」


挨拶をし、昨日の事を尋ねる。


「昨日は寝てしまったみたいですみません。父様が運んでくれたのですか?」


「ああ、たまには昨日のように子供らしくしてくれた方が俺としても嬉しいぞ」


「ありがとうございます。僕は子供らしくないですか?」


「そんな事はないんだが、5歳なのに、時々俺よりも賢い気がしてくるからな」


日本の方が、かなり学力は進んでいるから当然だろう。こちらの勉強は小学生レベルだ。

前世が大学生だった事もあり、行動が年齢に合わない事をしてしまってるのかもしれない。


「そんな訳でないじゃないですか、父様。色々学ぶ事が多いです」


「そういうとこだよ。普通の5歳児はそんな対応出来んだろ」


5歳児の時の事など覚えていないので、どうして良いかわからない。ルイフの記憶を見ても口調は丁寧だったし、なるべくバレないよう努めてきたのでこれといって違いがわからない。


とりあえず母様の説得だ。


「母様今日はお祭りの準備を見に行ってきます」


「あら、ルイフも出掛けるのね。今日は一緒に居ようと思っていたのだけれど」


「ごめんなさい母様。自分も準備に参加したのでお祭りの事が気になるのです。明日は母様と一緒にお祭りに行こうと思ってますので、行ってきてはダメですか?」


「私とお祭りだなんて、嬉しいわね。それなら一日くらい我慢出来るわ。行ってきてもいいわよ。夕飯には戻るのよ?」



「はい、母様行ってまいります」

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