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Episode49 海戦(前編)

 艦隊との戦いはまさに勃発であった。たくさんの船員が海に飛び込み、黒い柱を立てたのである。その柱は、水を押し退け、大きな波を立てて、船を大きく揺らした。僕たちはとっさに適所に捕まり、力を釣り合わせ波を乗り切った。

 ギュゥゥゥッッッン!

水を弾きながら高速で進んでくるのは巨大な蝦蛄でその上には、タイプⅠやタイプⅡが乗っている。しかも、奴らはこちらに向かって来ているのである。もうすぐで激突する。

「早く右へ避けるんだ!」

僕はそう言う。その言葉と共に俺は左で水を押し、無理矢理右へ行った。そのおかげで紙一重でかわすことが出来たが、こんなことではいずれやられてしまう。

 攻撃は最大の防御である。

「攻撃しろっー!」

僕は叫んで、カヤックを素早く横向きに。そして、ソードビーム。それは蝦蛄たちを斬り裂き、上の凶虫(ブルータル)を海の中へと突き落とした。次は、ニコラス。

ズドドドド...!

重なる銃声と共にヤツらの皮に着弾。それは段々と剥がれて、やがて核らしき部分を潰す。さらに、マリア。

「シャインニグ・ブレード!」

と唱えて、たくさんの光の刃を放つ。それは、僕のソードビームと同じように蝦蛄を倒した。

 すると、後ろでまた敵が飛び降りようとした。その瞬間、マリアとニコラスが後ろを向き、マリアは「シャインニグ・ブレード」を唱え、ニコラスは引き金を引いた。

ギュィィィン、ギュィィィン、ギュィィィン!

杖からは光の刃が飛び、ヤツらの腹を斬り裂く。

ズドドドド...!

銃からは弾幕が飛び、正確にヤツらの頭を撃ち抜く。

 その内に、僕は後ろでソードビームを放って倒し、さらにテーラは投げナイフで参戦する。バーロンは1人で船を左から右へ、右から左へ動かし、ヤツらの狙いを外していった。

 そんなこんなで僕たちは敵を屠りながら、少しずつ前に進んで行き、ヤツらの死角へと入った。そこから僕とマリアが、

「インダクション!シューター!」

「インダクション!シューター!」

と船向かって唱え、残りの蝦蛄たちをこちらへ誘導。ちなみに、「シューター」で狙った先はそれぞれ違う。蝦蛄は満遍なくそれぞれの方へ突っ込んでいった。

ドゴォォォッッッン!ドゴォォォッッッン!

そんな激突音ともに船が傾き、吹っ飛ばされる者たちも居て、あっちは大騒ぎである。僕たちはその騒ぎに紛れて蝦蛄を船へ誘導しつつ、向かいの船の下へ。

 そして、僕はバーロンとテーラを肩に従え

「モーメント!」

マリアはニコラスを肩に従え

「モーメント!」

そうやって、3人と2人とはそれぞれ違う大砲の穴へと突っ込み、そのままの勢いでそこにいた大砲役2人を倒した。その際、音が生じ、向かいの大砲役2人がこちらを向き掛けるがその前に、

「エレキスピア。」

「エレキスピア。」

僕とマリアが唱える。

 ビュンッ!ビュンッ!

すると、紫電の矢2本が飛んでいき、その2人を感電させて倒した。こうして、僕たちは艦隊の内一艘への侵入を成功させたのであった。

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