表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
TSしたから全力で満喫しようと思う  作者: 犬たろう
第5章~love? like?~ √
65/76

弄ばれる日和

 お昼過ぎに、再び家のチャイムが鳴った。

「ほいほーい」

 玄関を開けるとひよりんが、越しに手を当てたポーズで立っていた。

「来ましたわよ!」

「いらっしゃい! 上がって!」


 晶也同様、部屋に招き入れて話をする。もちろん、晶也としたやり取りもだ。




「はっ!? えっ!? ちょっ!? お兄ちゃ……じゃなくて、晶也は話したんですの!?」

 先ほどの話を聞かされて、頭の整理が追いついていないひよりん。

 「うん。話してくれたよ」

 「はぁ……まぁ、その方が(わたくし)も気が楽ではありますが……。それで、私をここに呼んだ理由はなんですの?」


 「いや、ひよりんにもちゃんと話しておこうと思って」

 「そうですの。ま、事前にお兄ちゃんから連絡は来てるから、何があったかは把握してますわ」

 お兄ちゃん?

 「それと、お兄ちゃんは言葉足らずですわ。嘘を付いていたのは本当ですけど、今までの付き合いが全部嘘ではありませんわ。むしろ、その逆。凄く楽しかったですわ! そうそう、遼くんと絡んでる時は、お兄ちゃんとは、また違った接し方をしてくれるから……少しだけ、良いなぁとは思いましたけれど……。安心して下さいまし! あおちゃんから、遼くんは取ったりしませんわ!」

 そう言って私の肩に手を置くひよりん。

 「へっ!? べ、別に私は遼の事なんてーー」

 「隠さなくても良いですわ! ちゃんと、分かってますわよ。好きなんでしょう?」

 まるで聖母のような微笑みで語りかけてくるひよりん。あれ? なんかキャラ変わってません?


 「あぁ! もしかしたら、好きがまだ分からないのですわね!」








 何故か、「好き」について1時間ぐらいひよりんに熱弁された。


 「と、言うわけですの!」

 「は、はぁ……」

 満足気なひよりんは、熱弁したせいか少し息が上がっている。


 「さてと、私は満足しましたし、帰りますわ」

 「ちょ、ちょっと待って!」

 「なんですの?」

 「いやいや、私の話まだ終わってないよ!?」

 「あら、そうでしたの?」

 帰ろうとしたひよりんを何とか座らせ、改めて話をする。



 「さっきも話したけど、晶也にはケジメをつけてもらった。だから、ひよりんにもケジメをつけて欲しいんだ」

 「な、殴られるんですの……?」

 ウルウルとした目でひよりんは小さくなる。

 「流石に女の子は殴らないよ。その代わり……」

 「その代わり……?」

 ゴクリと生唾を飲み込むひよりん。









 「も、もうやめてくださいましー!」

 「こらー! 逃げるなー!」

 「や、やめ! ひゃんっ! そこは……くすぐった……クプププっ」

 「お? ここがええのんか~?」

 「ぷはっ! あひゃひゃひゃひゃひゃ!」


 ひよりんに与えられたケジメ。それは、私が満足するまでひよりんを弄ぶ。今はひよりんを、くすぐりの刑に処している。

 「もっ……やめ……! あおちゃ……!」

 「ふぅ……くすぐりの刑はこんなもんかな」

 「はぁ……はぁ……もうダメですわ……」

 ひよりんは顔を真っ赤にして、息も絶え絶え。その姿はなんていうかこうーー

 「エロい」

 「な、なにがですの……」

 今は無いけど、男だった時なら間違いなくマグナムが火を吹いていたな……。

 「よし、次は……なでなでの刑だぁー!」







 この後、存分に楽しんだ私は記念に写真を撮った。


 ピクピクしながら、目からは涙を、口からはヨダレを、目は何処か虚空を見つめながら、倒れているひよりんの写真を。

最後の写真は、完全に、「事後」ですねwww

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ