猫系女子
( 厂˙ω˙ )厂うぇーい
葵ちゃん可愛い回です。
今日は休日。大学が始まってから何かと騒がしいから、今の私にとって休日とは至福の時なのだ。
ピンポーン
タクハイデース!チーッス!チーッス!
頼んでた例の物が届いたかな?
「はーい」
玄関を開けて、宅配物に判子を押して受け取る。
アザシター!チーッス!チーッス!
急いで部屋に走り込み包装を開けて、中身を手に取る。
「はぅぅ……やっぱり可愛い……」
今、家には誰も居ない。つまり、邪魔者はゼロ。やるなら今しかない!
「か……かわいい……」
目の前の姿見には、黒猫の着ぐるみパジャマを着ている自分が映っている。
「ヤバい……どうしよう……可愛すぎる……」
あーもー!毎日着たい!でもこんなの着てたら絶対イジられるしなぁ……。
先日、夏希とショッピングに出掛けた時に見つけたこのパジャマ。一目見て、欲しい!可愛い!ってなったけど……なんだか恥ずかしくて言えなかったんだ。だからネットで探して、某密林サイトで買ったのだ。
改めて姿見を見る。あ、そうだ!あれをやってみたかったんだ!
床に女の子座りをして、手をキュッと握って、頭の辺りまで持ってきて、小首を傾げる。そして!
「にゃーん♡にゃんにゃん♡」
そう!これ!男の時に彼女が出来たらやって貰おうと思ってたんだ!まさか、自分で叶える事になるとは思わなかったけど……。でも!かわいいよぉ~。
カシャッ
突然のシャッター音に俺は振り返る。
「いや~葵にゃんは可愛いな~」
「葵!もう1回!もう1回やって!ハァ……ハァ……」
「おー可愛いじゃんー」
優斗と夏希と遼が、ドアから顔だけ覗かしていた。
「うにゃー!?にゃ、にゃんでお前らがいるんだよ!?」
私は猫みたいに飛び跳ねて部屋の隅っこまで逃げる。
「そうかそうか、葵にゃんはこういう可愛いのが好きにゃんだな~」
優斗がニヤニヤと笑いながら私の目の前まで来る。
「葵……ハァ……ハァ……可愛いよ葵……ハァ……ハァ……」
夏希は何か理性がぶっ飛んでるのか目が怖い。
「怖くないー怖くないーほれほれーにゃーごろごろー」
遼、お前はなんなんだ。ムツ○ロウさんか何かか?
てか、皆さんやめて?私の周りを囲むのやめて?逃げ場がない……。
「ムフフ……大丈夫だよ……葵……あたしが……可愛がってあげるー!!!」
夏希が飛びかかってきた。
「うにゃー!?やめろぉ!……こら!どこ触ってーーーーーひゃんっ」
夏希に胸やらお尻やら全身をまさぐられる。
「夏希ぃ!ヤメロォ!(建前)ナイスゥ!(本音)あっー!クソッ!動画撮りたいのにスマホの充電がっ……!!!」
優斗さん!?本音と建前が見えちゃってるよ!?てか、口で言うやつ初めて見たよ!?
「優斗!」
遼が優斗に向かって親指を立てる。私へスマホを向けながら。
「遼!お前って奴はァ!いつも眠そうなのに、今日は最高の働きをするなぁ!!!」
優斗も遼に親指を立て返す。
「葵……葵……ムッハー!いい匂い!そして、柔らかい!ここはっ………天国かっ!!!」
「も……やめて……らめぇ!!!」
ごめんなさい、お父様お母様。私……汚されちゃった………。
着ぐるみパジャマって可愛いですよね!
顔を真っ赤にしながら抵抗してる葵ちゃん……イイッ!!!




