小話~好きなものは好きだからしょうがない!~
ちょいと小話を挟み申す( ー`дー´)キリッ
「やっぱココの『地獄のサラダ鬼盛り』は美味い!」
私はモシャモシャとサラダを食べながら、目の前の優斗にサラダを差し出す。
「いらねーよ!お前ぐらいだからな!?そんなの食べるの!」
優斗は差し出されたサラダを突っ返して自分のラーメンを啜る。
「え~?勿体ない。こんなに美味いのに」
再びモシャモシャとサラダを食べる。
私が食べているこのサラダ。『地獄のサラダ鬼盛り』は、店主自らアンケートを取って、お客の嫌いな野菜をこれでもかと盛り付けた一品だ。なんで嫌いな野菜を盛り付けて商品にしたかと言うと、店主曰く「インパクトある商品だとテレビの取材とか来そうじゃん」とのこと。
あ、ちなみにサラダの中身は、ゴーヤ、パクチー、セロリ、ナス、トマト、春菊、ピーマン、ニラ、その他色々。アンケートで取った野菜を全部入れたんだって。ほとんどの野菜入ってるんじゃね?とか思う。
「いや~、お嬢ちゃんぐらいだよ!美味いって言って完食しちまうのは!他のお客さんは怖いもの見たさとかで、結局完食してくれねーからな!」
がっはっは!と豪快に店主は笑う。
「葵さ、昔っからココのサラダ食ってるよな……。毎日食ってるとか……ないよな?」
優斗が呆れた様子でコチラを見てくる。
「え?食ってるよ?」
優斗は口を開けたまま閉じずに動かなくなってしまった。
「あれ?優斗~?おーい」
目の前で手を振ったりしても優斗は微動だにしない。あれ?私変なこと言ったかな?
「はっ……!一瞬俺の脳が思考停止してた」
「それはいつもだろ」
葵ちゃんの一人称が変わってたの気づきました?
いや、まぁ、気づくかwww




