激震!夏希の手料理フルコース!
( 厂˙ω˙ )厂うぇーい
今回はコメディ回です
行き当たりばったりで書いてるとネタが出てこない時があって大変なんですけど、書き溜めは面倒だからこのままのスタイルで完走しますよぉ!
「突然だけど、あたしの手料理を皆に振る舞おうと思うの!」
夏希の突然の宣言に俺、優斗、遼は固まった。
『ふ、ふざけんな!あんなもん食ったら死んじまう!』
『あれは料理じゃねーよなー』
『どうやったらあんな殺人料理が出来るのか…』
順番に優斗、遼、俺はそれぞれ頭の中で絶望する。
夏希自身は料理下手なのを認識してない。それが更に地獄を促進させる。
「いや~最近料理が楽しくってね!お父さんやお母さんも泣いて食べてくれるの!」
あぁ…おじさんおばさん…ご愁傷さまです…。
夏希の料理。それはこの世のものとは思えないほどの殺人料理だ。お菓子作りなら他の追随を許さない程の腕を発揮するが、料理になると一変。ある意味他の追随を許さないものを作り出す。その料理に倒れていった者は数しれず…。今から俺達はその地獄に身を投じる事になる。
「さて、じゃあまずは食材の調達に行くよ!何を作るかは決めてあるからね~」
ヤバい…このままじゃ全員共倒れだ…。
『な、なぁ…葵も手伝って、なんとか食べられる料理に出来ないか?』
優斗がコソコソと俺に耳打ちをする。
『わ、分かった!なんとかやってみる』
そうだ!俺が皆を守るんだ!
「な、なぁ夏希?料理は何を作るんだ?」
「うーんとね、パエリアと肉じゃがと唐揚げとミートスパゲティと麻婆豆腐!」
いやいやいや、多くないか!?しかも料理に一貫性がねぇ…中華やら和食やら…何になるんだよ…。
「そ、そうか。良かったら俺も手伝うよ!1人じゃ大変だろ?」
頼む!食いつけ!
「ホント!?じゃあ一緒に作ろ!」
よし!食いついた!これで何とか地獄を回避出来るぞ!
この時、俺達は知らなかった。地獄というものは、そう簡単に回避出来ないことを…………。
~デパート~
「えーと、これとこれと…あ!あとこれ!」
夏希が手際よく食材をカゴに入れていく。でも、なんだろう?今回の料理に関係ない食材まで入ってるんだが…。
『なー、おかしくね?今回の料理に納豆なんて要らないよなー?』
遼…確かにそれは言えてる。納豆なんて何に使うんだ…。
『うげぇ…食ってもないのに腹が痛くなってきた…』
優斗…頑張れ…!俺も心做しか気持ち悪くなってきた…。
~葵宅~
「よーし!それじゃあ!はりきっていこー!」
夏希は自前のエプロンを着けて殺る気満々だ。え?字がおかしい?バーカ!あってるんだよ……。
思いの外料理は順調に進んだ。おかしい所なんてないし、なんの問題もないと思われた。しかし……
「ごめん夏希、ちょっとトイレ行ってくる」
「はーい」
これが俺の失態だった。夏希を一人にするという失態だ。
「お待たせ~…………って、はぁ!?」
「おかえり~出来上がったから盛り付けといたよ!」
俺の目の前には料理とは呼べない何かがあった。嘘だろ?だってほんのちょっと目を離しただけじゃないか!なのに…なんで…そんな禍々しい色や匂いになるんだよ…………。
「はい!それじゃあ!たーんとお食べ!」
食卓に並ぶダークマター達。これは……今まで以上にヤバい……。食べたら確実に死ぬ。
「葵でもダメだったか……」
「あーこれは死んだわー」
「ごめん2人とも……俺が少し目を離した隙にやられた……」
優斗、遼は死んだ魚の様な目をして、目の前のダークマター達を見る。
「いや…葵は良くやったと思うよ…」
「そうだなー…」
「覚悟決めるか………」
優斗、遼、俺はダークマターを口に運ぶ。
なんとか完食はした。だが、その代償は大きかった。
3人とも三日三晩寝込み、うなされたという。
( 厂˙ω˙ )厂うぇーい
料理ってその家の味があるから、同じ料理なのに違う味っていうのが面白いですよね!




