◇◆◇◆◇登場人物紹介◆◇◆◇◆
☆桃咲 柚乃
本作のヒロイン。
勤めていた大型書店をリストラされ、
義弟である葵の提案により、まさかの異世界にお引越し。
両親は海外におり、実質的には、祖母と飼い犬二頭と義弟との引っ越しとなった。
物腰穏やかそうな女性に見えるが、芯は以外に強い。
けれど、どこか抜けたところがあるので、義弟のフォローが必須。
異世界フェルクローリアにて、『精霊の姿が見える』力があり、
お師匠様であるルシェノ曰く、相当の素質者だとの事。
それが縁で、『星麗石職人見習い』の道を歩み始める。
片眼鏡なしで、上級レベルの精霊も見る事が出来る。
年齢：２２歳
一人称：私
二人称：貴方
容姿：黒髪ロング（顔の辺りの髪はシャギーがかかっている仕様）
瞳の色はブラウン。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
☆桃咲 葵
柚乃の血の繋がらない義弟。
七歳になる年の初めに父親が事故で亡くなり、柚乃の父親に引き取られた。
十四歳の時に、異世界フェルクローリアの勇者に召喚され、
特殊な能力や戦闘能力まで神様に付加され、勇者一行の仲間入りを果たした。
（かなり強引に仲間にされた模様）
元の世界では三ヶ月ほどの時間が経っていたが、
実質的には、異世界フェルクローリアで過ごしたのは、三年程の時を過ごしている。
知的な青年に見られがちだが、中身は結構男らしい。
義姉の抜けた部分をフォローしたり、祖母にも優しく甲斐甲斐しい面もあり、
根っからの世話焼き気質の模様。
義姉の失職を期に、異世界フェルクローリアへの引っ越しを決めた。
年齢：１９歳
（異世界に引っ越した際には、身体に変化が起こり、
髪の色や目の色と共に、身体が２４歳程の大人に変化した）
一人称：俺
二人称：お前
容姿：首下より少し襟足の長い黒銀髪。
アメジスト色の瞳。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
☆レイジェスティ・ウェイドルーヴ
異世界フェルクローリアの危機を救った勇者様。
見た目は爽やかなキラキラ王子様のようにも見えるが、中身は真っ黒けっけの青年。
柚乃や周りの人に毒を吐く事もあるが、嫌味けのない爽やかな毒。
魔王討伐後は、王宮内で騎士団の鍛錬相手となっており、国政にも関わっている。
葵とは、三年の月日を共にし、気心の知れた悪友のような関係。
年齢：２３歳。
一人称：私
二人称：君・お前
容姿：肩に付く手前付近までの金髪。
綺麗な青色の瞳。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
☆青來
異世界フェルクローリアの危機を救った勇者一行の一人。
異国からの旅人で、彼も勇者からの誘い？ により、仲間になった。
柚乃から見て、男性用チャイナ服のファンタジー改良版みたいな服装をしている。
男性に対しては普通に振る舞っているが、女性に対しては冷たい。
仲間であった葵の義姉である柚乃に対してもそれは同じで、
最初は顔を見るだけでも避けられる始末。
敬語が基本的な喋り方ではあるが、気心の知れている相手には口調を崩す模様。
年齢：２２歳
一人称：俺
二人称：貴方・お前（主に『貴方』は女性や貴人に対して）
容姿：濃い蒼色の長髪を背中辺りから三つ編みにして垂らしている。
青い瞳。
左耳には、細い涙型の宝石を垂らすピアスをしている。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
☆ディオヴェルク
王宮と町中で見かける、ボランティアに熱心な寡黙的な男性。
異世界に越して来た柚乃とは仲良しで、一緒に王宮の柱を磨いたりしながら、
色々と会話を楽しむ中。
自分からはあまり喋る事が少ない青年だが、
話しかけられた時や、必要がある時は長々と喋る事もある。
色々と謎の多い青年だが……。
年齢：二十代半ばほど。
一人称：俺
二人称：お前
容姿：襟足長めの黒髪。
深い蒼の瞳。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
☆ルシェノ
『ダルフィニー工房』の主で、『星麗石職人』。
柚乃を後継者候補として見出し、『星麗石職人見習い』へと導いた。
明るく陽気なお兄さんで、精霊達の事が大好きで堪らない。
中級ぐらいまでなら、しっかりと見る事が出来るが、上級レベルになるとその姿が朧なものとなってしまい、
その為、専用の片眼鏡で能力を増強している。
年齢：２７歳
一人称：僕
二人称：君
容姿：長い銀髪を首下あたりでゆったりと結んで流している。
深緑の瞳。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
☆お祖母ちゃん
柚乃の祖母。
和服を着た優しい物腰の女性で、六十代半ばほど。
突然の異世界への引っ越しにも驚かず、二頭の飼い犬と共に、
王宮内にある自分の和室仕様の部屋でゆっくりと過ごしている。
元から、何事にも動じない性格。
☆桃虎
桃咲家の飼い犬。
シベリアンハスキーという犬種で、瞳の色はブルー。
元気で行動力のある、若干短気？ な性格の模様。
☆桃鷹
桃咲家の飼い犬その２。
シェパードという犬種で、桃虎よりも落ち着いた性格をしている。
