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詩集②

君の居ない日々の中で

作者: 桜ノ夜月

君の居ない日々の中で


いつしか僕は弱くなっていった。


何も感じず、空っぽの心が

色鮮やかなあの日ばかり思い出すんだ。


壊れた心が


君の温もりを


何度も何度も求めたがって。



『好きだった』『傍に居たかった』


もう君には届かないのだろうか。


『どうして』『誰を見つめている?』


最低な疑問だ。


本当は解っているんだ。



もう君には届かないことを。




本当は…




季節は目まぐるしく変わり続けて


凍えるような冬が来て、君の居なくなる春が来る。


伸ばした手は空をかき


求めた温もりは、もういない。



大好き、だった。


本当に、大好きだったんだ。


こんな想いが許されないことを、僕は知っていた。



君の居ない日々の中で、僕は君への愛しさだけを募らせた。


…でもこんな事は、許されないのだから。


これから、僕は


君の居ない日々の中で


君を忘れる努力を


しようと思う。


…もしも、綺麗に君を忘れることが出来たなら。


その時は、『ただの後輩』として



接してくれたり、しますか?




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― 新着の感想 ―
[一言] 感受性のない自分だけど、夜月のように詩とか書いてればよかったなあ。 中学のときは色々思ってたけど、それを詩にするなんて発想なかった。 今ならまだ思い出せるだろうか。
2013/12/19 18:32 退会済み
管理
[良い点] 切ない……。 [一言] 離れ離れになってしまった友人を思い出しました。
[良い点] とても良かったと思います! [一言] 私には、今長いこと話していない本当に仲の良かった人がいます。 その子のことを思い出してしまいました…
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