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〜地を這うナウシカ〜
能力発動!
昇華!
ステータス限界強化!
「わりーな大和!パクらせて貰うぜ。」
「遠慮しないでパクッてくれ!」
〜そらとぶユパ様〜
能力発動!
閃光!
武器変化!
聖天自堕落巨神剣
↓
セラミックソード
……なんだ?二対一で戦うのに、RANK2のヤツは余裕たっぷりじゃねーか。つーか、周りの連中は全員遠巻きに観戦ですか!?
「ふふっ、みんないい子だ♪もし、僕の戦いに邪魔や横槍をいれたら、文字通り………消すよ?」
最後の消すよ?の部分だけ、殺気を含んで周りにメンチを切るRANK2。………超おっかないんですけど。そこらへんのヤンキーやチンピラより迫力あるな。
「ハハッ、じゃあヤろうか?どうせヤりあうんなら、楽しく行こうよ。楽しくさぁ〜!!」
〜T=10000〜
バーストブレード!
両腕変形!
武器 回転式殺戮鋸!
ギュイイイイイイ!!
………両腕がチェーンソーに変化した!?それも、超巨大な!あんなモンで攻撃されたら、一撃でミンチだぞ!?
「アハハハハハハハ♪」
ぎゃあああああ!?ま、満面の笑みで突っ込んできやがった!不気味な事この上ない…。………しかも、移動スピードが速い!!なんだ!?一瞬であれだけの距離を詰めてきた!?ま、マズいぞ…。直撃だけは避けないと!
「くっ!」
〜そらとぶユパ様〜
T=10000の攻撃!
バーストブレード!
MISS!!
そらとぶユパ様は回避した!
あっ、危なかった…。なんとかかわせたけど、あの速さで連続攻撃をけしかけられたら、一たまりもないな。
「アハハハハハハハ!ヤルねえ君!流石、アダムを倒し勇者だ!その称号は伊達じゃない。」
「………コラァ。何シカトこいてんだよ?俺は無視か?」
〜T=10000〜
地を這うナウシカの攻撃!
暴力蹂躙!
右ストレート!
右膝蹴り!
踵落し!
1.2左右のバックハンドブローからの右アッパーカット!
HIT!!
HIT!!
HIT!!
うおお!?す、すげえ!直秀がRANK2をボコボコに殴りつけてる!流石、直秀だな…。戦い慣れ……と、いうよりは、喧嘩慣れしてる。攻撃方法が全部基本技なのも直秀らしいといえば、直秀らしいな。
「……五月蝿いゴミめ。まず、お前から消してやる!」
「ガキが!ナメた口ききやがって。……ひねり潰す!」
〜T=10000〜
地を這うナウシカの攻撃!
肘うちからの裏拳!
ニ連撃!
HIT!!
HIT!!
HP 741119360874/741119360512
うっ!?な、直秀の攻撃が全然効いてねえ!どうなってんだ!?
「……やめた。基本技じゃ、たいしたDAMAGEを与えられないしな。……ちょっと気合い入れるか!」
〜地を這うナウシカ〜
奥義発動!
ニート・THE・END!!
ニートに秘められし力!
能力効果が飛躍的に上昇!
滅亡ニート!
スーパー廃人World!
ステータス計測不能!
危険!危険!危険!
攻撃・移動特化状態!
〜T=10000〜
地を這うナウシカの攻撃!
激烈・廃人回し蹴り!
CRITICALHIT!!
激烈・廃人正拳突き!
CRITICALHIT!!
激烈・廃人背負い投げ!
CRITICALHIT!!
極み・廃人馬乗り!
マウントポジション!
魁・顔面殴打!
CRITICALHIT!!
CRITICALHIT!!
CRITICALHIT!!
CRITICALHIT!!
CRITICALHIT!!
CRITICALHIT!!
CRITICALHIT!!
CRITICALHIT!!
「………?」
ん?直秀が突然攻撃を止めたけど、どうしたんだ?
「………げっ!マジかよ!?ヤベエー!!」
………???な、直秀?
〜T=10000〜
能力発動!
Σパルス臥巍藕!
対象強制拘束!
なっ、なんだアレ!?RANK2の身体が変形して、まるで液体のようにぐにゃぐにゃになり、直秀の手足を拘束した!?あんなんありかよ!
〜地を這うナウシカ〜
T=10000の攻撃!
Σパルス臥巍藕!
零距離射撃!
SPECIALHIT!!
HP −
「ぐっ、コイツ!」
「………ふ〜ん、不死効果ねえ〜。僕の経験上、不死効果でも相手を倒せる方法は二種類ある。まず一つは詰み状態にする事。もう一つは、超規格外大火力で攻めて、肉体の限界を超える力で相手を攻撃する。この二つのうち、後者の方法で君を倒す事にしたよ。」
〜T=10000〜
そらとぶユパ様の攻撃!
セラミックソード!
背後からの強襲!
セラミックの一撃!
CRITICALHIT!!
HP 741119360874/741110022893
「ウラァッ!お前の相手は二人いるんだぞ!余裕かましてる場合じゃねーんじゃねーの?」
………ぶっちゃけ、不意打ちが精一杯♪RANK2とまともに正面からぶつかれば、負けるのは目に見えてる!うまく直秀と連携をとらないと…。
「………アダムを倒し勇者、か。ちょっとがっかりだ。不意打ちでその程度のDAMAGEは、正直期待ハズレだね。」
なんだとこの野郎〜!言いたい放題言いやがって…。言っとくけど、まだまだ本気は出してないんだぞ!
「このフィールドにいる全員に警告しておこうか。死にたくなければ、即行でログアウトすることをオススメするよ。」
RANK2の言葉を聞いた途端、フィールドにいたプレイヤー達が一斉にログアウトを始める。…な、なに!?何が起きるの?
「ほぉ〜!あの男、アレをやるつもりらしいの。」
「師匠、ひょっとしてアレって……」
「うん、アレ。あの二人、死ぬかもしれん。さて、ワシらも一時退散じゃ!」
『大和!聞こえる!?』
うおっ!?母さん!
『気をつけて!とにかく、逃げ回るのよ。』
ん?逃げる!?
〜T=10000〜
超限界奥義発動!
最終兵器起動!
軍司衛星砲・ΣΣΣ!
POWEROVER!!
重複発動!
360度全方位滅殺キャノン!
フィールド全域に大規模エネルギーによる無差別攻撃!
リミッター解除!
警告!警告!警告!
非常に強いエネルギーを感じます!
非常に強いエネルギーを感じます!
非常に強いエネルギーを感じます!
警告!警告!警告!
………奥義とPOWEROVERを同時に!?そんな事が、本当に可能なのか!?肉体に掛かる負荷も、ハンパじゃないはずだ。その負荷に、耐える事ができる!?……RANK2たる由縁が、そこにあるのか。
「僕は、火力だけならEARTH・PERIODの頂点に君臨できるんだ!火力で僕に敵うプレイヤーなんか、存在しない。」
さーて、どうすっかな。巨人になるか?いや、この後の展開を考えると、ならない方がいいのか?そもそも、巨人になったからって、RANK2の攻撃を防ぎきれるとも限らないし…。
「大和。」
「なに?」
「俺がお前の盾になる。俺が攻撃を防いでいる間に、RANK2を仕留めろ!」
「ばっ、やめろ!POWEROVERをまともに喰らえば、不死効果でも余裕で潰されるぞ!それに、俺は遠距離から相手を一撃で倒せる攻撃方法はない。その作戦は無茶だ!」
「無茶でもヤレ!もう、RANK2の攻撃まで時間がない。失敗したらドンマイだ!」
ドンマイで済む問題じゃねーだろ!
「む、無理だぜ…そん」
「いいか、大和?できないなんて考えるな。人間死ぬ気になれば、なんでも出来るんだよ。とある有名人だって、言ってるだろ?元気があればなんでもできる!気合いだぜ♪」