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〜そらとぶユパ様〜
奈々の攻撃!
可愛さ爆発!
………なんだ!?奈々の頭に、何か生えてきた?ぴょこんと生えてきたソイツの正体、それは……
「……猫耳?」
奈々の頭に生えてきた物体、それは、かわいらしい猫耳。……合計で、耳が四つも生えてるよ。
「ニャン♪」
〜そらとぶユパ様〜
奈々の攻撃!
猫耳出現!
ポージング!
そらとぶユパ様は萌え萌え状態になった!
萌え萌え状態!?新しい状態異常攻撃か…。
男キャラのみ効果発動!
行動制限!
攻撃不可!
防御不可!
アイテム使用不可!
移動不可!
蘇生不可!
回避不可!
能力無効化不可能!
何もできません!
なんじゃそりゃあああ!ちょっと待て、いくらなんでも無茶苦茶だ!
「ニャン♪ニャン♪ニャン♪ニャン♪ニャン♪」
〜そらとぶユパ様〜
奈々の攻撃!
連続乱れ猫パンチ!
HIT!!
HIT!!
HIT!!
HIT!!
HIT!!
まずい、このままじゃ死ぬ!……ん?能力の発動は、有効なのか?そうだ、そうにちがいない。能力発動不可とは表示されてないから、いけるはずだ!
〜そらとぶユパ様〜
能力発動!
ニート&END
暗雲使用!
さて、初使用の暗雲。効果はいかに!?
暗雲!
聖天自堕落巨神剣!
共鳴!
邪地自堕落小悪剣!
職業反転!
皇帝ニート
↓
どん底ニート
職業 どん底ニート
………何これ?どん底ニート?これは、一体………。
特に何もおこりません。
負けないように頑張って♪
ニートファイトー!
自堕落剣に励まされた。
………え?これだけ??他に何か怒らないの???
〜そらとぶユパ様〜
奈々の攻撃!
猫の甘え!
いやん、やめて!いじめないで♪
ポージング!
そらとぶユパ様のやる気を削いだ!
テンションMAXダウン!
最終奥義使用不可!
………暗雲を使ったのは間違いだったよ。しかも、最終奥義まで封じられ、あの巨人に変化もできない…。ならば、ここでの選択は他の能力を使用する事だが、昇華は使ったし、暗雲はハズレ能力。残っているのは、閃光・暴風・虐殺のどれかだが…、未使用の暴風は使わないでおこう。どんな効果かわからないから、迂闊には使えない。
〜そらとぶユパ様〜
奈々の攻撃!
決めポーズ!
行動制限!
能力使用不可!
完全に動きを封じられました。
詰み状態!
強制敗北!
LV変動ナシ。
あ〜ぁ、負けた。RANK5は伊達じゃなかったよ…。丹蛭陀もそうだったが、上位ランクの奴らは、相手の追い詰め方がうまい。最終的に、こっちは何も出来なくなって、敗北する。天宮の超火力・超スピードで攻撃の隙を与えず、圧倒的な力で敵を捩伏せるスタイルとは違った強さだ…。
「な〜んだ、やっぱりたいしたことないじゃない。」
「ぐっ…!」
……なっ、何も言い返せない!悔し過ぎる…。
「これで、あなたも運営側に落ちたわね。ふふふ…、駒が一つ増えたわ♪」
がっくりとうなだれ、何も言い返す事が出来ない。今まさに、奈々に腕を掴まれ、連れていかれそうになったその時!意外な人物が舞い降りた。
「困りますねぇ…。倒し者を連れていくと言うのなら、私は貴女を殺す事になりますが?」
「お前は、RANK3の研究員丹蛭陀!」
そう、突如現れたのは、あの丹蛭陀。突然の事態に困惑していると、丹蛭陀は奈々に向かって、殺気を含んだ声で言い放つ。
「倒し者が、そちら側の派閥に付かれると、厄介極まりない!貴女は、ここで朽ちていただく!!」
まさか、丹蛭陀が俺を助けてくれるのか!?だとしたら、二人で奈々を倒して、隙を見てログアウトすれば…。
「上等ニャン♪あなたを倒して、RANK3の座を奪うってのも、悪くないニャン♪」
RANK5〜奈々〜
VS
RANK3〜研究員丹蛭陀〜
上位ランク同士の戦いとなります。勝利時、経験値は5倍になります。RANK5が勝利した場合、RANK3に昇格し、RANK5がRANK3に敗北した場合、RANK5に降格となります。
……こっ、この勝負は、どっちが勝つか全く予想出来ない!ただ、奈々が丹蛭陀を殺してくれれば、天宮が復活するし、丹蛭陀が勝てば俺は運営側に味方しなくて済むぞ!どっちに転んでも、おいしくないか?
〜谷川大和〜
HP 20/0
突然の事態に困惑!
腹黒さ爆発!
〜研究員丹蛭陀〜
能力発動!
先見!
アイテム使用!
岩石ドリンク!
防御力アップ!
耐性アップ!
状態異常抵抗値アップ!
「これで、貴女の制限攻撃に、多少は抵抗できるでしょう。」
うおおお!?流石、丹蛭陀!先見で先を読んで、奈々の制限攻撃にキッチリ対応したぞ。天宮を敗っただけの事はあるな…。
〜奈々〜
アイテム使用!
異常薬!
状態異常攻撃強化!
アイテム使用!
異常薬!
さらに状態異常攻撃強化!
アイテム使用!
異常薬!
もっと状態異常攻撃強化!
奈々が、気違いみたいに薬をがぶ飲みしてる…。知らない人がみたら、薬物中毒者だよ…。ランキング上位者の、もはや恒例とも言える、アイテム使用合戦。コイツら、よくそんなにアイテムを買う金があるな…。俺なんか、カーイフク薬二個しかないのに…。
〜研究員丹蛭陀〜
奈々の攻撃!
免許はナメ猫!
状態異常!
研究員丹蛭陀は耐えた!
効果無効!
「チッ!簡単にはいかないニャン♪ならば、小細工無用!」
「………フッ、望むところです。」
〜研究員丹蛭陀〜
奈々の攻撃!
猫パンチ!
MISS!!
研究員丹蛭陀は回避した!
「ニャン♪ニャン♪ニャン♪」
猫パンチ!
猫パンチ!
猫パンチ!
MISS!!
MISS!!
MISS!!
研究員丹蛭陀は攻撃を全て見切っている!
研究員丹蛭陀の攻撃!
能力発動!
白銀の死翼!
飛翔!
「させないニャン♪」
うわっ!?丹蛭陀が能力を発動させ、空に飛んだ瞬間、奈々は猫のように軽やかにジャンプして、あっという間に、丹蛭陀より高い位置まで飛び上がる。そのまま、奈々は両拳を組んで、自分より下にいる丹蛭陀目掛けて、両拳をおもいっきり振り下ろす!
「甘いんだよっ!」
〜研究員丹蛭陀〜
奈々の攻撃!
猫×2スマッシュ!
MISS!!
研究員丹蛭陀は回避した!
丹蛭陀は、空中で体を捻り、奈々の攻撃をかわして、さらに高度を上げる。奈々が地面に着地すると、丹蛭陀は巨大なバズーカ砲を構え、奈々に向けて発射する。
〜奈々〜
研究員丹蛭陀の攻撃!
巨大砲ジェノサイド!
装填完了!
発射!
「あ〜、もうっ!こんなの避けれないニャン!仕方ないなぁ…。」
〜奈々〜
レアアイテム使用!
イマノナシ!
攻撃強制無効!
研究員丹蛭陀の攻撃は無効化された。
「………まあ、それも予測済みです。」
「先見って、ずっる〜い!男らしくないワ。男なら、先見抜きで戦いなさいヨ。」
「そうやって、私を挑発してくる事も、見え見えですね。」
「その大人びた態度もムッカつく〜!」
「貴女が子供なだけですよ。お子様奈々ちゃん♪」
「ムッキー!ちょっと顔がカッコイイからって、調子に乗りすぎだワ。」
………今の内に、ログアウトしようかな〜?いや、丹蛭陀の事だから、それも予測済みだろうな…。
「その通り倒し者!迂闊な行動はとらない方が、身の為ですよ?」
……心を読まれた!?なんか、先見ってよりも、エスパー?………キモいな丹蛭陀。
「最近、能力により磨きがかかりましてね、人の考えている事までわかるようになったんです。……しかし」
………しかし?
「キモいとは心外ですね。」
コイツマジだ!やべえ、とんでもない化け物じゃんか!……って、まさか今の化け物発言…
「キモいの次は化け物ですか?」
頭を掻きながら、うんざりしたような表情を見せる丹蛭陀。………もう、まぐれでも丹蛭陀に勝てる気がしねえ。こんな状態じゃ、奈々は丹蛭陀には勝てないな。
〜奈々〜
研究員丹蛭陀の攻撃!
異次元からの召喚!
地を這うナウシカを呼び出した!
〜地を這うナウシカ〜
LV 66909
HP 78000/78000
職業 魁・超絶廃人
武器 聖天自堕落魔王槍
防具 赤き血で染まった衣
能力 開幕即死!からの〜
プレイヤーRANK RANK外
戦績 551勝0敗0引き分け
丹蛭陀が、誰かをフィールドに召喚したようだ…。………って、地を這うナウシカ!!!??ネーミングセンスが神がかってやがる!いいね〜。地を這うナウシカは、全身真っ赤なゴツイ鎧を纏い、まるで、その姿は真っ赤なダースベーダーみたいだ。しかも!顔には顔ナシの仮面を被っていて、顔が全くわからない。くっ、俺のジブリ魂をくすぐってきやがる…。やるな!
「さあ、相手はRANK5の奈々です。殺しなさい!」
「…………わかった。」
コクリと頷く、地を這うナウシカ。……ん?あの声は、なんだか聞いた事があるような〜?………………あああ!!!いやっ、そんな筈は!
「………直秀、なのか?」