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〜研究員丹蛭陀〜
LV 100
HP 110/110
職業 ニート
武器 自堕落ソード
防具 コスプレセット
能力 滅亡ニート
戦績 19勝2敗4引き分け
プレイヤーRANK RANK外
うぉ!?なんか懐かしいステータスが!!!プレイヤーランクがRANK外?そんなんで、俺や天宮と戦うつもりなのか?………いや、ニートの能力を甘く見てはいけない。滅亡ニートは、LV差を跳ね返すくらいに、強力!
「ふふふ、はじめまして倒し者。そして、チャンピオン。私、EARTH・FANTASY研究職員の、丹蛭陀です。よろしく。」
「……その研究員が、なんの用?あなた、EARTH・PERIODの管理・運営側でしょう?」
ドスの利いた声で、天宮が丹蛭陀とかいうやつを睨みつける。丹蛭陀か…、黒いスーツに赤いネクタイを着けて、なんかカッコイイな。背が高いし、真っ赤な髪。ホストか?いや、研究員とか言ってたな。
「ちょっとした実験を、ね♪」
「実験?」
「倒し者の力は、どれほど強力なのか、試しているだけの簡単な研究さ。まあ、邪魔が入ったから、私が潰しに来たんだけどね。」
「……へー、邪魔って、ひょっとして私の事?」
「おもしろい事言うんですね。貴女以外誰がいるんです?」
……やべえ、天宮めっちゃキレてる。眼光が異様だ…。まるで、獲物を狩る虎みたい……。
〜AMAMIYA〜
VS
〜研究員丹蛭陀〜
「ウホウホウホ!!!」
なんだ!?ゴリラもどき達が騒ぎ始めたぞ?
「………負け人間が、黙ってろ!」
〜ディノガラウ2〜
研究員丹蛭陀の攻撃!
握撃!
HIT!!
即死!
……ゾッとした。能力も武器も使わず、基本攻撃のみで、あのゴリラもどきを一撃で葬った!左手で首を掴み、丹蛭陀が力を込めると、鈍い音と共に、ゴリラもどきの首が胴体から離れる。握力で、首を潰しやがった!何なんだ?あの丹蛭陀とかいう男。
「この化け物共、元々人間だったんです。」
は?なんだって?
「なっ、何を言って…」
「EARTH・PERIOD内で死んだ……そうですね、魂。と、でも言うのでしょうか?それは、何処に逝くと思います?」
………魂?は?死んだら?逝く?
「……ふっ、訳がわからない。…みたいな顔してますよ?」
……何なんだ?
「では、せっかくなので教えてあげよう!私達の目的をね♪」
……何なんだよコイツ!?
「その必要はない。女の勘が告げている!お前は、危険だってね。今、ここで死んでもらう!」
〜研究員丹蛭陀〜
AMAMIYAの攻撃!
超絶長刀・竜輝!
薙ぎ払う!
MISS!!
研究員丹蛭陀は回避した!
「……殺すぞクソ女!!意気がってんじゃねえ!!」
〜AMAMIYA〜
研究員丹蛭陀の攻撃!
能力発動!
滅亡ニート!
死と絶望の暗黒世界!
フィールド反転!
使用後、強制的にHPが1になります。
「ジブリ世界じゃない?暗黒世界!?」
「君は何も知らないんだね。ニートは、使う人間によって強さが変わる。滅亡ニートは、使い手の心の世界感、創造力が具現化される能力!」
〜AMAMIYA〜
研究員丹蛭陀の攻撃!
記憶の改竄!
AMAMIYAの記憶を破壊中!
「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!いっ、嫌っだ……!!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛い゛があ゛あ゛………。」
なっ、何だ!?天宮が急に苦しみだしたぞ!しかも、苦しみかたが尋常じゃない!
「おいっ、結衣に何をしたんだ!!」
「ん?気になります?ん〜…、そうですね、簡単に言えば、自我の崩壊。精神崩壊。人間の尊厳を廃除。まとめて言えば、彼女を廃人にしています。」
「ふっ、ふざけるなああああああ!!!いますぐ止めろ!!」
「……断る。と、言ったら?」
「………お前を、滅ぼす!!」