表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/37

だから空をみあげて



やりたいこと

やらなければいけないこと

それこそ毎日のように

つづけ

つづけたとき


その風景に

サバンナの白いライオンはいるだろうか

ピサの斜塔は傾いているだろうか

エッフェル塔はそびえ立っているだろうか

大阪城は美しい影を落としているだろうか

ナスカの地上絵はまだ消えていないだろうか

アマゾンの大蛇はひと呑みにしてるだろうか

万里の長城は人を守ろうとしているだろうか

スフィンクスは歩きたがってるだろうか


それはそこにあり

それらすべての『世界』が本当なら

それらをみることができた距離は

無限に遠く

無限に近い


なにひとつ不平も云わず

ただ往復を繰り返した日々の流れの中で

日常の景色を

それでも美しいと想ってしまったとき


繰り返し繰り返す

無限ループは終わらない



事件は起こらないし

日常は変わらないし

私たちは詰まないし

ときはきざみつづけるいつまでも


時には楽しみを見つけ

ほんの小さな希望を感じ

時には悲しみを見つけ

ほんの小さな絶望を感じ


そういう風に

いつもときは

いつまでもいつまでも流れてゆくんだ


そう

いつまでも

いつまでも

いつまでも



だから

空をみあげて

私達は

生きていくことを

つづけるだろう

つづけ

つづけるだろう


そうしてとてもやさしい

夢の風景を

そこでだけみることができるだろう


なんてこと信じながらやってゆくんだ


心の下のところで


うん

ちゃんと

しんじてる








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
心の下のとこでちゃんと、信じてることを大切に。 見失しなわないように 空を見上げて、生きていきたいと思えました。 そうして私達は生きて、いける。 その言葉に力を貰えます。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ