4 仲間
マイク達の仲間達は最高だ。強くて優しく信用出来る。ドラゴンの討伐が始まった。
4 仲間
このチ―厶には信念がある。より強い敵を接近戦で仕留める。絶対に仲間を見捨てない。私もBランクプレーヤ―だその中でも最も難しい課題に取り込み難敵を倒す。
マイクは常にマリエ―ルをかばうように動く。正直鬱陶しいが他の2人が圧倒的な実力の持ち主なので2人で一人分の働きをするように思われているなら仕方ないのだろう。私だって全力を尽くす。私にには荷の重い魔獣でもマイクと2人なら何とかなる。その経験がマイクへの信頼になった。
ドラゴンの出現の知らせがあった。我々は討伐に行けるランクではない。Aランク以上で無ければ討伐にいけない。我々はBランクに上がったばかりだ。我々がAランクになる前に討伐されるだろう。
幾つかのチ―厶が討伐に向かった。歴戦の勇者達だ。成功した知らせは聞けない。ほとんどのチ―厶が全滅だ。幾人かのAチ―厶冒険者の生き残りがギルドでボウとしている姿を見た。
生き残り達の情報からドラゴンはこの国の西方の山地に居て人とは関わらない生活をするものだがこのドラゴンは近隣の街や村を焼き払い人間を食べるそうだ。ドラゴンが襲う範囲も広がり、Aランク以上の冒険者は激減した。国軍の出動もあるという。
ドラゴンの武器はブレスだ。近接戦では牙や爪を使うがそこまで近づくものはいない。四方に別れ弓矢を射たり魔法を放ったりするが近づけなくて効果ないそうだ。
とても凶悪ドラゴンで歯向かったものに容赦ないらしい。
そんな話し聞きつつギルドて寛いでいると、受付から声がかかった。
「ギルド長がお呼びです。2階のギルド長室までお出で下さい。」
マリエ―ルは嫌な感じがした。マリエ―ルはいくらこのチ―厶が強くてもドラゴンには勝てないと思っている。そんなことを決めるのは自分ではない。何となくマイクがリ―ダ―のようだが何か命令するわけではないし謙虚だ。他の人が言うことを頷くだけだ。
ギルド長のところに行くとやはりAランクに上げるのでドラゴン討伐に向かって欲しいという話しだった。マリエ―ルに口出し出来る問題でもないしマイク以外の2人も関心がないようだ。マイクだけはギルド長の話しを真面目に聞いている。
ギルド長は催促気味に提案する。
「死ぬ可能性が高い依頼を簡単に受けられませんよ。私の命なら構わないですがマリエ―ルの命が関わることを簡単に引き受けられません。それにマリエ―ルだけ置いていくと言っても聞いてくれないでしょう。」
当たり前だ。Aランク以上がまともにいない状態で昇格試験が出来ない。結局ドラゴン討伐受けることになった。マイクがマリエ―ルに危ないと思ったら一人で逃げるなら承知する。それはこのチ―厶の精神に反していないかと思ったがマイクの顔が真剣だったので承知した。
ギルドを出て4人は狩りにでた。今日は魔法攻撃による狩りだ。魔法が強過て小型のものは消えてしまう。回収する価値があるものだけを回収する。
マリエ―ル達のチ―厶にドラゴン討伐依頼があった。受託した。