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25話ー『ミント・ボンハーネット魔導具店、再建計画』

「アイズたんともあろうお方が、お人が悪い。

 あのお金、どうせターニャたんになにか訳があって渡したんやろ?」


 一体どんな理由なんや?

 悪友の片棒を担いだナズナは舌舐めずりをすると、その訳を話せとアイズの胸に指先を押し付ける。


「あぁん、ちょっとやめてくださいッ!!」

 

 微かに出かけた喘ぎ声のようなアイズの声に、ナズナの舌舐めずりの速度が異常に上がる。


「ナズナって、どことなく私のことをエロい目で見てますよね?」


「そんなことないやで? ドエロい目で見てるだけや」


「それがエロい目だと言うのです」


 はぁ、とため息をつかせてナズナからそっぽを向いたアイズは、真っ赤にその顔色を変貌させて「ゲヘヘ」と下品な笑みを零す。


「やっぱ何かあるやろ? ゲヘヘって言うてますよ、お嬢さん?」


「そんな訳ないじゃないですか? ナズナには内緒です」


 えー、と言うナズナのがっかりとしたような悲鳴が格納庫に響く。


(この想いは、絶対に内緒で無ければいけませんからね……)


 そう言って始まる、アイズ・クルシュト・レインテーゼの考える悪巧み。


(7年間……いえ、それよりももっと前から、この時が来るのを心待ちにしていました……)


 好きな人にお金をあげたら、どんな使い方をするのか検証なう。

 アイズが知りたいのは、今やターニャ(ニシジマ・ノボル)と言う男の全てだった。


(初めて出会った時から好きでした。

 そして、今でも変わらずに大好きです……)


 この恋が成就するかなんて、そんなことはどうでも良い。

 現在進行系で、私が彼を好きならそれで良い。

 ニシジマ・ノボルがまだ少年の頃、アイズは一度だけ少年時代のニシジマと出会っている。


(忘れもしません。

 囚われの渓谷で起きた出来事は、私とニシジマさんだけの知る大事な思い出……)


 アイズはそれ以来、彼に一目惚れをしている。

 忘れもしない、あの子供の頃の記憶。

 ずっと密かに抱え込んで来たアイズの想いが、ようやく今ここに成就しようとしている。


(まるで恋と言う名のポップコーンですね?)


 一度、恋と言う名の炎で加熱してしまった爆裂種は、内側から外側へと炸裂するまで止まりようがない。

 甘くとろけるような香りが一気に溢れ出し、相手を魅力するまで決して離さない。

 アイズの心に渦巻いていたのは、ターニャ(ニシジマ)に対する独占欲だった。


(いずれあの人を独占するのは、この私でなくては……)


 そしてその為にも、アイズはひとまず自分の存在を果敢にアピールする必要があるだろう。


(早くクンクンしたいな~)


 これより尾行すると決めた一人の少女の硬い決意は、最早ストーカーなんて言う無粋な一言では、言いくるめられない純情たるもの。

 どんな変態的な行為でさえ、「恋」と称して正当化することができる。

 それが女と言う生き物のなのだ。

 そして一度実った興奮は、冷めるまで爆発的に加速してしまう。


(もう拙者は、誰にも止められない!!)


 自分自身を止められない!!

 とんでもない変態女アイズの瞳が、ここぞとばかりにキラキラと輝く。

 そんな光景を横目で見ていたナズナは、辟易して「はぁ」と内心で溜め息を漏らしていた。

 嫌でも分かる彼女の気持ち。

 それがナズナには、たまらなく不愉快だった。


(なんやアイズたん、うちと言う者がありながら……浮気かいな。

 こんなん妬いてまうやんか……?)


 アイズを眺めるナズナの糸目が、嫌でも気がつく彼女の気持ちに苦笑いを浮かべる。

 アイズが、ターニャ(ニシジマ)に好意を寄せているように。

 ナズナも、またアイズに好意を寄せている一人であった。


(あ~あ~。こんなことなら、ターニャたんなんて居なけりゃ良いのに……。

 大体なんでアイズたんは、ターニャたん狙いなんや?

 あの7年前の男っちゅうのは、どこに行ったんや?)


 二人の少女の淡い恋心が、複雑な景色を描きながら交錯していく。


「では拙者、これからお忍びがありますので、ニンニン」


「ほ、ほな!! うちも着いていこかな?!」


 ここぞとばかりに追いすがるナズナに、アイズが取った行動は無慈悲にも「気配遮断」と呼ばれるスキル。

 高位の隠密スキルであるが故に、アイズがその気になれば視認はおろか声さえ聴こえなくなる代物だ。


「うげえっー!! アイズたん、そりゃないやんっ!!

 ーーま、待ってえなぁ!!

 ニンニンって、そんな殺生なぁ~っ!!」


 取り残されたナズナ悲鳴が、格納庫の中で山彦のように木霊した。



 第三内地ヨルの東門入国口から、正面に位置する商店街。

 そして南門入国口から、正面に位置する歓楽街。

 この二つの入国口から直進してちょうど十字路になる地点。

 その右角に冒険者ギルド「ルナイトキャット」は位置している。

 24時間、年中無休で稼働している国営管理の冒険者ギルド。

 数ある冒険者ギルド中でも国営主体となっている老舗のギルドだけあり、昼夜問わず人が居ないなんてことは滅多にあり得ない。


「流石に夕方にもなると、かなり賑やかな場所だよなぁ」


 店内に訪れたのは、実に7年ぶりだ。

 間取りにして150席近くが収まるルナイトキャットの入口から、正面に見える受付にアランの姿は見当たらない。

 首を回して右手側を見ると、ほとんど飲食店のようなスペースがある。

 そこには、今や料理出しに勤しむウエイターやウエイトレスたちの忙しない姿が見える。

 皆それぞれメイド服やバニー服などを着ている。

 コスプレ喫茶さながらの衣装で明るく従事をしていて、店内には常に活気が溢れている。

 客席には、既に無数の冒険者が卓についており、日頃のストレスを発散させる為に呑んで食ってのドンチャン騒ぎを披露していた。

 勿論、席についている種族はバラバラだ。

 男女比は、ざっと見積もって7:3ってところだろう。


(やっぱりここも、なんか種族が偏ってる気がするな)


 昼間見た歓楽街での光景を思い出す。


(気のせいじゃない気がする)


 人族を除いてウサギ族やカラス族、それにドラゴン族と言った半人半魔が多く店内には居座っている。


(それに着席している場所にしても、かなり露骨だ)


 一番奥の窓際席では、主にドラゴン族が陣取り、その周辺にウサギ族やカラス族などが混じって談笑をしている様子が目に映る。


(飲食店における窓際の席と言うのは、言ってしまえば一番良い席でもある)


 そこに満席状態で座っていると言うことは、そもそもそこが元からの定位置である可能性がかなり高い。


「うわぁ~!! すごい賑やかな場所ですね~!!」


 そんな俺の思考に蓋をするように、横ではミントがその小さな黒縁メガネをクイと押し上げて感動している。


「魔道具店にも冒険者はたくさん来るだろう?」


「いやー、それが客入りは全くでして……」


 えへへと苦笑いで答えるミントに、俺は首を傾げて頭上に?を浮かべる。


(思えばこれだけ凄い魔導具を作れるのに、客入りが少ないって言うのもおかしな話だ……)


 ミントのお店は、借金苦だった。

 それは祖父から継いだと言う魔導具店に元々の借金があり、それを国が肩代わりしていたからグレゴリオたちが回収作業をしていた訳だ。

 けど、元々の借金があったとは言っても、それで返済が滞ると言うのも、思えば不思議な話なのだ。

 考えても見て欲しい。

 なにせミントの作る魔導具は、一級品の優れ物だ。

 その証明は俺の手で済ませて、事実、俺の命の恩人でもある。

 本人はそのことには気が付いていないが、そんな魔道具が売れないなんてことが、果たして普通に考えてあるのだろうか?


「あのお店にも冒険者は来ていた筈だろ?」


 一体どういう経緯でできた借金なのかは理解している。

 そして店を開いている以上は、客入りは少なからずはあったに違いない。

 その上で借金を返せないと言うことは、単純に店が自転車操業をしているか。

 もしくは、客入りがほとんどないと言うことになってしまう。

 だけど、ミントのお店は自転車創業ではない。

 なら、そこから導き出される答えは、客入りが少ないのが原因になる。

 問題なのは、その原因なのだ。

 何故ミントの魔道具店には、客入りがそれだけ少ないのか?

 そこを問い質さなくては、ミント・ボンハーネット魔道具店の再建計画は上手くはいかない。


「冒険者の方々がギルドに集まっていたのは知っていたんでけど、待っても待っても中々来てくれないんですよ……」


 そう言ってミントは首を傾げて「一体何が悪いんでしょう?」と上の空でぼやく。


「もし客入りさえあれば、物が売れるだけの自信はあるのか?」


「それはもちろん!! ただ、たまに来てくれるお客さんでも、なんだか私の作る魔道具のすごさを、よく分かってくれない人たちが多くって……」


 なるほど、要するにそれが理由か……。


「要点はわかった。

 だとするなら、やっぱり改善できる方法はあるよ」


「本当ですか?」


「あぁ、ミントの作っている魔道具の品質は、俺自信が保証する。

 問題なのは、それがあまり認知されていないと言うことなんだ」


 つまりここで必要になるのは、どうやってミントの作った魔道具の凄さを、第一内地アサに居る冒険者たちに知って貰えるかと言うことになる。

 どれほど素晴らしい物を作りあげたところで、それを知っている人たちがそもそも居ないのでは、その認知度は高まらない。


「必要なのは、広告塔だ」


 そしてその役割なら、俺にもできる。

 俺が“変わるくん1号”を実際に使って効果を得ているように、その効果を色んな人たちに知って貰える機会を作ろう。


「広告塔ですか?」


「あぁ、実演販売って聞いたことないか?

 作られた商品を売るのにおいて、最も効果が得られるのは“憧れ商法”なんだよ。

 実際にその商品を使っている人たちが、その商品を使ったことでどんな効果を得られて、どういう暮らしが出来るようになったか。

 車のCMなんかを思い浮かべれば、最も親しみやすくて、分かりやすいんじゃないかな?

 要するに“憧れ商法”って言うのは、自分もその車に乗ってみたいだとか。

 自分もその食べ物を食べてみたいだとか、自分もその飲み物を飲んでみたいだとか。

 そういう共感の元に成り立つ代物なんだ。それに最も効果的なのがーー」


「さっき言ってた実演販売ってやつですか?」


「そういうこと。ミントも今までに生きてて、こう思ったことはないか?

 誰かが何かを飲み食いしている時に、これ美味しそうだから私も食べてみたいって」


「あっ!! ありますあります!!

 それなら、めちゃくちゃあります!!」


「それが“憧れ商法”を使った実演販売だよ」


 命の恩人に恩を返せる、またとないチャンスだ。

 この機を逃したら、次はないかも知れない。

 ここは俺が人肌脱ごう。


「この世で最も商品が売れる方法って、なんだか知ってるか?」


「うーん、例えば鍛冶師さんとかだと、すっごい強そうな剣とかですかね?」


「NOだ。答えは、すっごい強そうな剣ではなくて、すっごく強い剣になる。

 この違いは、分かるか?」


「強そうな剣と、強い剣の違いですか?」


「そうだ。強そうな剣は、確かに見た目がゴツくてカッコよくて強そうに見える剣かも知れない。

 でも、それが実は段ボールに塗装を施しただけの剣だったら、ミントはその剣でモンスターを倒そうと思えるか?」


「オー!! めちゃくちゃ思えないですね!!」


「だろ? それが強そうな剣と、強い剣の違いさ。

 商品を売るのにおいて、最も大事になるのは、その中身だ。

 いくら見た目をゴツくしたところで、ハリボテがハリボテであることに変わりはない。

 仮にその強そうに見える段ボールの剣をいくら広告して認知させたところで、この世界における鍛冶師は、それでは商売が成り立たない。

 何故ならこの世界で最も必要になる剣とは、重量級のモンスターであっても一太刀で粉砕できてしまうような、圧倒的な鋼の剣だからだ。

 ミントがモンスターに挑むとするなら、どっちを買いたい?」


「絶対的に後者ですね!!

 装備品の品質は、大事ですから!!」


「だろ?」


「けど……仮に強い剣を作ったのに、それが売れない場合はどうしたら良いんでしょうか?」


 ミントはそう言って切なげに瞳を伏せる。

 きっと自分自身の作った魔道具が売れないことと照らし合わせて、悲観してしまったと言うところだろう。


「この話にまつわる不思議な話は、実は言うとそこが肝なんだよ」


 そう言って俺は、懐から小刀を二本取り出す。

 匕首ほどの小さな小刀は、俺がモンスターを倒してから部位破壊する際に持ち歩いている物になる。

 その見た目は、一つが丸みを帯びたしゃもじのような小刀。

 そしてもう一つは、両刃がギザギザになっているサバイバルナイフのような小刀だ。


「ここに俺の持ってる小刀が二本あるけど、どっちが強いか見た目で分かるか?」


「うーん、刃がギザギザになってるんで、こっちの方が強そうに見えますね?」


「でも、本当に強いのは、こっちのしゃもじ型の小刀だ」


「ええっ!? こんな丸みの帯びた小刀がっ!?

 一体どこにそんな力が秘められてっ!?」


「うん、見た目の強さは、あまり中身の強さには依存しないからね。

 でも、それがこの話の肝なんだよ。

 実際に強いのは、このしゃもじ型の小刀なんだけど、パッと見だけで強そうに見えるのは、こっちのギザギザの小刀だ。

 二つ並んでたら、どっちが買われそうに思える?」


「ギザギザの小刀でしょうか?」


「正解だ。相当、刃物について深い造詣のない者でなければ、きっとこちらのギザギザの刃を強い刃物だと、過認してしまうことになるだろう。

 それこそが、この商品を売る際に生じる、不思議な話の一つなんだ。

 実際に強いのは、この丸みを帯びたしゃもじ型の方なのに。

 強そうに見えるギザギザの方が買われてしまう。

 これがミントの魔道具が売れない理由の一つだよ」


「見た目が悪いって言うことでしょうか?」


「言ってしまえば、その通り。どんなに中身の優れた商品でも、外面に位置するパッケージが悪くては、その商品に手が伸びないと言う話なんだ。

 人は、自分でもよく分からない物を見た時、その見た目だけで物事のすべてを判断してしまいがちだ。

 だけど、ここで言いたいのは、だから中身さえ良ければ、見た目が悪くても良いって言うことではなくて。

 中身も見た目も、良いなら、良い方が良いに決まってるって話をしているんだ。

 今、現在、ミントの作り上げる魔道具に足りないのは、その見た目のパッケージ性だ。

 ここを改善して行けたら、もっと分かりやすくなって手が伸びる」


「でも、それだと皆が皆、続いて同じようにギザギザの小刀を作り始めるのでは?」


「うん、良い指摘だ。そんな時の為に、このしゃもじ型の魔道具がある。

 誰もがこの世で、同じようにギザギザの小刀を作り始めた時、それは一般的に世に認知されて、商品が流通されている状態を意味している。

 言わば、それが普通になってしまった世界。

 そんな世界において、たった一つだけしゃもじ型の小刀が出てきたとしたら、ミントはその時このしゃもじの小刀を見てどう思う?」


「めっちゃ気になりますね!! なんだこいつって思いますね!!」


「ーーだろ? それが商品における、言わばパッケージ性なんだ。

 皆が皆、同じようなことをやり始めたのなら、今度は自分だけが違うことをやり始めたらそれで良い。

 それがーー物を売ると言うことの仕組みなんだ」


 そう言って俺は、一呼吸置いて嘆息する。

 ミントは真剣な様子で俺の話を聞いてくれているので、こちらとしても仕込み甲斐があると言う物だ。


「今必要なのは、主に今話した三点だ。

 一つ、作り上げた魔道具を、この王都の人々に広告して認知させること。

 二つ、その魔道具の良さを、見た目でも分かりやすく伝えられるように改良すること。

 そして三つ、俺がその魔道具を実際に使い、実演販売することだ。

 主にこの三点が必要になる訳だが、他に必要になるのは、新しい魔道具を作るのに必要な素材集めだ。

 そこに関しては、俺が冒険者として仕事を引き受ける。

 一緒に大きくしてみないか? ミント・ボンハーネット魔道具店を」


 独り立ちできるだけのお店を作り上げなければ、どの道、借金を傘にグレゴリオのような国家王国騎士に狙われ、再び目を付けられないとも限らない。

 今のミントに必要なのは、ミント自身の自立でもある。

 そこを俺が一緒になって協力する。


 この物語のメインテーマの一つは「お金」にまつわる話。

 そして「魔導具」と言う「商品」を、この異世界でどう売るかと言う話がこの物語の“肝”なのだ


「商談と行こうミント。俺はお前の魔道具が売れるように、出来る限りのバックアップと協力を惜しまない。

 その代わり、魔道具が売れた際の売上をすこしだけ俺にくれないか?」


 じっくりと考え込む素振りをするミントに、俺は念を押して彼女の肩に手をかける。


「ーーミント。お前は、お金持ちには、なりたくはないか?」


 少なくとも俺はなりたかった。

 あの日、7年前にそれが叶う直前で、俺たちはアランと籠の目の冒険者に邪魔をされてしまった。

 あんな想いを二度としないで過ごす為にも。

 俺はミントと二人で、今一度この夢を叶えてみたい。

 その為に必要な第一歩。


「わーー私もっ!! お金持ちには、なりたいですっ!!

 お金持ちになって、もうあんな惨めな想いはしたくないですっ!!」


 そう言って力強く自分自身の気持ちを吐き出したミントは、真っ直ぐに熱意のこもった視線で俺の瞳を見つめ返す。

 キラキラと光輝くエメラルド色の瞳が、貪欲に自分の未来に向かって輝いているように見える。


「じゃあ、商談成立……だな?」


「はいっ!! 商談成立ですっ!!

 やってやりましょう!! 二人の力で!!」


 俺たちは、必ずこのプロジェクトを成功させる。

 そして、俺たちは必ずこの異世界でお金持ちになるんだ。

 題してーー『ミント・ボンハーネット魔道具店、再建計画』。


「転入までの残り二週間と言う、限られた時間を使って、ミントのお店を独立させるぞ」


 それが俺たちの夢への第一歩になる。


「ーーここから始めよう。

 俺たち二人が織り成す、王都での成り上がり物語をッ!!」


 ごった返しで賑わう冒険者ギルド「ルナイトキャット」に、二人の冒険者の夢が、胎動を孕み始めようとしていた。

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