越えられない明日のために
〜遺されたものへ 〜
真実が残酷だとしても
次へと続く
あなたが残した想いは
明日へと
思い出になって
いつかは消えていくけど
あなたが残した歌だけは
未来へ生きる
君の心永遠に
僕の気持ちこの中へ押し込んで
助けられなかったあの日
自分を責めて崩れていく
未来へとは続かない気持ち
切り離せない 受け入れられない過去
すべてを受け入れたとき
残酷な現実と引き換えに
明日が始まる
残された自分たちにすべきこと
それを理解していますか?
不完全な形に頼って失敗する
時間の壁に阻まれていく
野次馬は真実を知らずに
行った者は残された者たちの決意を知らずに
のうのうと生き続ける人々へ
あなたがしていることは正しいですか?
だから「あれ」が生まれる
その現象を受け止めなければ何も変わらない
腐ったままだよ
どこが美しいのか教えてほしい
〜今日も昨日も明日もそれぞれ 〜
全く駄目な今日
過ぎてしまえばいいかな
見方を変えればキラキラした昨日にならない?
そんな記憶でいっぱいにしたい
何かを求めて私たちは前に突き進む
止まるときじゃないよ 今は
晴れ渡る空に背伸びをして
そして走ってみようよ
途中でつまずいても寄り道しても
それだけで走ることを
あそこへ向かうことを
諦めるの?
同じものからは同じものしか生まれない
何か間違っちゃったのかな
押さえつける力を跳ね返して
自分で行こうよ
明日へ
〜越えられない明日のために 〜
ひとたび僕らに絡みついた糸は
ほどくことを知らない
終わるまで絡まり続けるこの糸に
僕らは従うしかないのか
日々の日常に突然現れた生臭い現実
その現実に その選択に
ぼくらの明日がある
避けられない今日
はじまりは突然に
次につなげる明日
おわりは必然に
あなたが泣く
自分の運命に
わたしが泣く
越えられない明日のために
取り除かれていく心
あとに残るは存在した証
進むにつれて
証さえも取り除かれていく
そこには何が残るのか
何も残らないのか
何も知らないまま
言うことを言って
そしておわる今日を
私は生きたくない
追い詰められる今
動かなければ未来が
動けば明日が無い
泣きながら手を下す
あなたの心を救えない
せめてあなたの未来が
美しいものでありますように