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明日へ走って

〜明日へ走って〜


走ってみようよ

あの時はここにはいなかった

だって走り続けているんだもの

前に進めば今の場所が過去の場所になる

昔の自分を超えたいなら走ろう


けど、むきになって走ることはないよ

たまにはゆっくり周りを見ながら走ったり

転んで怪我をしたり、疲れて歩いたり、立ち止まったり

少しづつでもいいから先に進んでみよう


自分の向かう先が見えないかもしれない

不安かもしれない

それでも行くしかないよ

とりあえず今を過去にしてみよう

そして目の前の未来に向かって走ろう



〜境界線の中で〜


現実と夢と幻想と

複雑に混ざり合いひとつの物語を紡ぎだす

見るものを惑わし、それは難解な物語へと変化する


正しいものは全員の言葉

間違いはなく唯一の正解もない

必死になって探し出す

存在などしない唯一の言葉を


しかしそれは無理に強制すれば

正しいものすらぼやけていく

唯一の言葉に成りうる正しいものすら存在を否定した場合

物語はつまらないものになる


〜複数の世界で〜


電子音で目覚めるこの世界

夢か現実かはたまた空想か


いつ起きているのかわからない

いつが夢なのかさえ

考えていることが空想なのか

これ自体が夢なのか


箱を覗けば箱を覗く自分が見えるように

この世も誰かを覗くことで誰かから覗かれることを忘れるか


この世はなんと不安定なことよ

そしてなんと面白いことか


秘密は少しずつ漏れていく

いつかはすべてが明かさせる

何が起ころうとも取り乱さず落ち着くのだ

それが現実なのだから



〜止まらない針の先 〜


回る回る時計の針

とまることなく回り続けるこの針は

いつか止まるのだろうか


戻ることのできない

片道切符をこの手にもっているのか

それとも人類の力によって

逆回転を可能にするか

それまでにはもっとまともな人間に進化していないと

どす黒い闇が存在する限りそれは不可能か


びっくりどっきり絶叫気分になるのもいつか近い日

気を確かに持って生きるしかない

「こんなの聞いてないぞ」

なんていってる人間置いてけぼり

この世は変化が緩やか気がつかず

過去を振り返れば大した差


現実を受け入れ変えることを考えよう

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