私とお話の完結
私の好きな作家さんは、「小説家は人生の最後の最後 小説を書く事しかする事が無くなったらやりなさい」とあとがきに書いていました。
全くもってその通りだと思います。 面白いお話を作るには、面白い経験が必要です。 小説を書くのは最後の最後にして、別の経験をたくさん積んだほうが、きっと何倍も面白い小説が書けることでしょう。
アウトプットするには、インプットが必要なのです。
ちなみに、私は未だ小説を書く以外にもやることが沢山残されていて、幾らでもやることがあります。
じゃあ、お前全くもってその通りなんざ抜かしておいて、口だけじゃねえか。とディスプレイの前の貴方は思ったのではないでしょうか? はい。 おっしゃる通りでございまして、返す言葉もありません……
ではなぜ、何故小説家になろう様に私が投稿しているのかと言いますと、凄くお恥ずかしい理由なのですが、一言で言えば、とても気持ちいいのです。
やめられません。 病みつきになるほどの快楽が私の体を駆け巡るので、いくら理屈をこねられたところでやめられないのです。
と、ここまで書いておいて「なんだコイツ意味ワカンねぇ……開くページ間違えたな」なんて思われてしまっては傷付きますので、具体的に何が気持ちいいのかを説明させていただきます。
簡潔にここが気持ちいい!という所は一点。 お話を完結させるのが気持ちいいのです。
前回のエッセイで書いた通り、私は一人で妄想するくらいで、形になったお話。 作品を書いたことがなかったので、よし!完成!と置いた事がてんでなかったのです。 そうなると、完成させるのが嬉しくて嬉しくてたまらないのです。
そんな訳で3つほど現在は始まりから終わりまで書いた所で気付いたのですが、私は気持ちよくなることに夢中になりすぎることに気づいてしまいました。
とてもお恥ずかしいのですが、これで終わろう!と決めたところからが、自分で見ても駆け足すぎて、いざ完結した!嬉しい〜という気持ちが冷めると冷静さを取り戻し、ここもっと書けばよかったなぁなんて後悔に、これでもかと苛まれてしまうのです。
書き始めた頃から私は自慰行為が目標です!と言っていたのですが、さすがにここら辺も人に見せるものですから、もう少し気を使うというか、焦らずじっくり完成を進めようと、今は反省し、のんびりやるお話を考えている最中です。
まあ俗に言う賢者タイムなので、長くは持ちません。
きっとすぐにまた、気持ちよくなりたい!という動機だけで書いてしまうでしょう。
作品は大切にしたいですね。