私とネーミング
チラチラ見るこういったエッセイ 私は寂しがり屋で自分の話をするのが大好きなので、憧れていました。
私はこのサイトが大好きです。
とは言っても、登録したのはほんの3週間ほど前で、新参も新参。 使い方はもっぱら書いて投稿したり、新着の素敵な作品を覗き見させていただいて、気に入ったらブックマークをして、じっくり読ませて頂いたり、続きを心待ちにしたり。 そんな狭い使い方です。
私は兎に角小心者なので、感想を書くのもドキドキしています。 何故ならブックマークやポイント評価と違い、誰が書いたかバレてしまうからです。 人によっては、感想やレビューにはお返し制度があり、されたらお返ししなければと義務感を感じる方もいる様なので、慎重に書いております……
レビューなんかもこの部類に入りますし、筆者の方以外の目にも触れる機会が多いものですから、レビューはまだ、怖くてとても書けません…… 本当は、素敵な作品だ!と感動して何度も書きたくなってはいるのですが。
そんな素敵な当サイト、小説家になろう様に私は1日1本を目標にお話を投稿させて頂いているわけですが、やはり一人でお話を考えて一人でぐふふと微笑んでいた時とは違い、投稿をさせて頂くと新たな発見がたくさんあります。
前置きが長くなりましたが、このエッセイではそんな私の小さな発見をつらつらと思った様に記したいと思っております。
まず一つ目は、登場人物の名前を考えるのが凄く大変だという事です。
皆様はもしかしたら、「今更んな事言ってんのかこいつは」と呆れてしまうかもしれませんが、私にとっては想像もつかない盲点だったのです。
名前とは、そのキャラを意味付ける物だと私は思っています。 故に名前には意味、更には必然性が必要になってきます。 私は好き勝手登場人物を考えては、毎回うーんコイツの名前、どうしよう……と唸っている訳ですが、兎に角ここが辛い。 中々一人の人物を何文字かのネーミングで纏める事は困難を極めます。
自分で楽しむだけならなーまえなんてどーでもいいや〜お前は今日からウホウホ・ゴリラ・ケツカラカルボナーヌ2世な〜と意味のない名前をつけられるのですが、これを第三者に見せるとなれば別なのです。
例え私がこの名前に意味なんてないよ。 と思っていても、私のお話を読む人はそんな事察しようがありませんから、ウホウホ・ゴリラ・ケツカラカルボナーヌ2世ってなんだ……ゴリラのケツから出るカルボナーラが此奴の謎を解くキーワードなのか!?と解釈され、意味はなくとも意味づけられてしまいます。 基本的に人間は誰しも意味を求めるものでしょうから。
そういう訳で、なんとか名前にキャラを縛り付けず、それとなくスッポリハマるものはないか。と日々苦心するのですが、結局はいつも花言葉に頼ってしまうのです。
しかしこれもまた、名前というロープで人物を縛って自由を奪ってしまっている様で、何だかしっくりきていませんので、いずれ脱却したいものですね。 ネーミング。