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なんなの、むかつく!

「早く、ゴミ捨て行ってこいよな、アン」

「そうだそうだ 

 ゴミ捨て場は、お前の家と同じだもんな」

ギャハハ


「…」

なに、ムカつく

言われなくても行くわよ

はあ、ムカつく、野郎ども


「おい、なんか言えよ」


ちっ

「はーい」


「はあ?おい何舌打ちしてんだよ?

 調子乗るなよ?

 また前と同じ目に、あいたいのか?

 今日は回復魔法使えるやついないからな

 治してやらねえぞ」


「はい、行かせていただきます」

なんなの、なんなの、もうホントなんなの

なんで、こう毎日毎日毎日毎日

私が、こんな事されなきゃいけないのよ!


「あーもう!」

そもそも私、生まれたときから最悪だったし!

なんか、どっかの木の下に

生まれて、すぐに置かれてたみたいだし

そこから孤児院に連れて行かれて…

えーなんかもう、嫌なことしか

浮かばないんだけど?どういうこと?

覚えてる中でも、3歳ぐらいから

歩きっぱなしだった気がするんだけど?

あれ持ってけ、これ持ってけとか

私その時、言葉分かんないのに、

言うとおりにしろ、とか怒られて、

え?あいつ、アホなのでは?

言葉知らない子供に何言ってんの?

今度あったら馬鹿にしてやろう笑


「いや…」

でも、やっぱなし!

あいつ、今、私の先生みたいな立場だからなー

前みたいに、みんなの前で、

魔法の練習台にされちゃうよね…

はあ、ムカついてくる

やっと、15歳になって冒険者になれて

これで、自由だ!稼いでやる!と

思ってたのに、現実は甘くないなー

武器なんて持ってないから借りてるけど、

レンタル代とかいって、

稼いだうちの8割持ってくとか、おかしくない?

まじ、ありえないんだけど?

あー、考えると、余計ムカついてくる

必死こいて薬草集めても、

雑草とか言って減額されるし、

は?雑草とか言って、薬草の棚に入れてるじゃん

私の取ってきたの薬草じゃん!

意味分かんないんだけど!

なに、あの嫌がらせ!周り笑ってるし!

私が、お前らに何したんだよ!

今だって、重いゴミを捨てに行かされてるし!

そもそも、なんで、私が

ギルドのゴミを捨てに行かないといけないの?

私の出したゴミ無いんだけど!

まあ、1小銅貨もらえるけどさー

3小銅貨でパン1個だから、

昨日のと合わせて、えーとなんだ?何枚だ?

あ、5枚になるじゃん!

5枚なら少し大きいの買える!やったー!

いや、でも待てよ、わたし…

これを使ったら所持金0になる

そうなると、明日食べるものが無い

明日も、1小銅貨もらえれば、合計6枚

そしたら、今日明日で、パン1個ずつ買える

うーん、はあ…

いつもの3小銅貨のパン買うしかないかー


「ついたー」

はぁ重かったー!

これで戻って、お金もらって、パン買って

家に帰るかなー、はぁ…

なにが、私の家がゴミ捨て場と同じだって?

私の家のほうが、マシだもん!

まあ?冒険者になったときに貰った1銀貨で

家買えるよーとか言われて浮かれて

家見ずに買った私もアホだったけどさー

あれ、家っていうより、物置じゃん!

私が2人分しか横になれるスペースないからね

壁と屋根があるだけマシだけど、

すきま風ピューピューだし、はぁ…


あーもう

「とりゃー」

ぐぎゃー

ゴミ投げ捨てようとしたら重くて無理だったー

あー、私の体がゴミの中に向かっていく

くさいよー、もうだめー

お腹も空いて倒れるー

目の前が真っ暗ー…あれ…?

まえも…おなじようなこと…あった…ような…

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