表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

1F.これは嫌だろ

 杖 魔法使い

 剣 剣士

 原


「ほい、単位10000ゲット」

「卒業だ、ハルア・ゾルディック」

「ほいほーい」

 先生の言葉をハルアは適当に耳の上で転がす。

「そんじゃ、俺塔の天辺目指すよ」

「本当に行く気か?」

「ああ、約束なんでね」

 ハルアは心配する先生に適当に手を振り、

 前へと突き進む。塔の最上階を目指して。

「てか、まず塔に行かねえとなあ」

 ハルアはまず塔を目指す。そこから始まるのだ。

 杖と剣と原のウィストリアが。

 ハルアの物語が。


「ハルア、早く来なさい。ここまで」

 ハラピカ・パラディナイトは全裸でマンコをシコる。

 女性器を弄る場合もシコるというのだ。多分。

 つまり女性もシコシコするのだ。恐らく。

「来るかね、ハルア」

 そういうのはハラリオという執事だ。

 執事の割にはフランクな喋り方をする。

「来るさ、アイツもハンターだからな」

「いや、ハンターで良いのか?」

「まあ良いだろ」

 まあ取り敢えずハンターで良いだろう。

 魔法使いというのも剣士というのも

 何か変だし。


「ほえー、これが塔かあ。改めて下から眺めるとすげえ長えなあ」

「おい、何だ貴様は」

「悪いけど」

 ハルアは門番の首を

「急いでるんでね」

 簡単に捥いでみせた。

「いや、実はそんなに急いでないけど、なるべく早く済ませたいからね。こういうのは」

 ハルアは塔の門を潜り、塔の内部へ侵入する。

「うへえ、百階くらいはありそうだけど、エレベーターとかねえのか?」

 と言いハルアは周囲を見渡すと、何かエレベーターっぽいものを見付け、

「お、あるじゃん。これに乗れば早くね?」

 ハルアはそれに乗り、最上階のボタンを押すと、一気に最上階へと運ばれていくのが感覚的に理解できた。

「ビンゴ! これなら一気に行けるぜ!」

 そして扉が開くと、

「うへえ、何だよこれえ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ