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婚約者様は非公表

御主人様は悪役令嬢

作者:湯瀬
「あら。貴女がわたくしの新しい侍女なのね。
田舎の男爵令嬢らしく、しみったれた貧乏くさい顔だこと。」

就職初日の初対面。

私を見るなりそう言い放った、人生で初めての「御主人様」。

あの瞬間、私の脳内で試合開始のゴングが鳴り響いた。

「はぁあ?!上っ等じゃないの!いいわよ、やってやろうじゃない!!
そのお上品な鼻を今にへし折ってやるんだから!
完っっっ璧で超優秀な侍女っぷりを発揮して思いっきり依存させて、それで私無しじゃいられなくなったところで、満を辞して寿退職してやるわ!!
この女(御主人様)に『貴女がいないとやっていけません。どうか退職だけはご勘弁を!』って無様に泣きつかせてやる!!」

心の中で叫び掲げたドロッドロの目標を果たすべく、私の完璧な侍女を目指す奮闘の日々が始まった。

これは「悪役令嬢」の御主人様と「貧乏侍女」の私の、5年間に渡る戦いの物語。
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