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168 アリムのタイムリバイバル

2023年8月28日(月) 17:50


冬香

「スリーカーさん。

 アリムの頭の疲労を見て頂けますか?」


スリーカー(スピ-カーモード)

「アリム様の頭の疲労ですか?


 げっ? これはひどい。

 この前、記憶経路の復旧を治療したばかりですよね。


 なんで、こんなにも疲労しているのですか?


 いえ、聞くよりも、脳の使用履歴を確認すれば良いですね。


 ・チェンジ トラスファー 男の【人】バージョン、

 ・チェンジ トラスファー 男の【子】バージョン、


 トラスファーの存在確率は、男の子のうちの1%以下ですけれど・・・


☆ アリム

☆ 「チェンジ! トラスファー! 男の人バージョン。」

☆ 

☆ 157 ナームに教わったマインルーン 参照



 ・精神支配解放呪文 レパラ、

 ・精神支配解放呪文の団体向け レパラルト、


 マインルーンの中でも、高度な呪文ですね。

 よく使用できましたね。


 ・能力抑制呪文 ベルマイラ、


 コモンルーンは、たいした疲労にはならないはずですが・・・

 げっ?


 ・能力強奪呪文 ベルマイル、


 またしても、重たいマインルーンを使いましたね。


 呪術使用 降霊術。


 これで、限界値を超えました。

 なるほど、なるほど。


 って、なんという無茶をしているんですか?」


 スリーカーさんは、うしろを振り向いた。


スリーカー(スピ-カーモード)

「アリム様の所有者のオルア様、真々美様、冬香様。


 ここに座りなさい。 お説教します。


 アリム様を使いつぶすつもりですか?」


オルア

「どういうことなの?」


冬香

「いま、トラスファーって、言いましたか?」


真々美

「精神支配解放呪文と能力強奪呪文は、呪術師からわたしたちを救うために、アリムが使ってくれたことは分かる。」


絵美

「わたしがアリムさんと格闘して負けた理由は、わたしが手加減と足加減したからだけでは無かったのね。」


スリーカー(スピ-カーモード)

「無自覚ですか?

 なにやら、大変な事情があったようですね。


 話が長引きそうだから、後にしましょうか?


 前世のわたし、見事な処置でした。」


メラニィ

「えっへん。 なんと言っても、黄花様の1番弟子ですからね。」


スリーカー こころの声

『黄花様が弟子をとったのは、あとにも先にも、ひとりだけでしょうに。』


スリーカー(スピ-カーモード)

「そうですね。

 黄花様も、喜んでおられるでしょう。」


メラニィ

「あなた、話が分かるじゃない。

 気に入ったわ。


 聞いてよ、黄花様はまだ私を試し足りないみたいなのです。」


冬香

「そんなつもりじゃ。」


スリーカー(スピ-カーモード)

「メラニィさんの治療は、ワタシ関連だから請求できないですね。

 でも、ワタシの身体から、お代を請求しても問題ないですね。

 同じサイフからの支払いということにしてもらいましょう。


 って、残高が足りない。


 アリム様に立て替えてもらうとして・・・


 はっ、算術に寄りすぎてしまった。」


スリーカーさんは、咳払いをした。


スリーカー(スピ-カーモード)

「ゴホン、ゴホン。


 えー、アリム様の疲労回復のためには、ですね。


 所有者のオルア様、真々美様、冬香様に手伝ってもらいましょう。」


オルア

「どうすればいいの?」


冬香

「聞いてから決めます。」


真々美

「できることなら、迷わない。」


絵美

「えー、支払い足りるかなあ。」


スリーカー(スピ-カーモード)

「絵美様、お気遣いありがとうございます。


 アリム様との関係性を考慮しますと、所有者のオルア様、真々美様、冬香様からの協力が必要です。


 ひとことで言うと、アリム様のタイムリバイバルが早まったので、御三方がアリム様の餌食、いいえ、アリム様の慈しみを受け止めて欲しいのです。」


☆ アリム

☆ 「タイムリバイバルとは、性周期のことです。」

☆ 

☆ 030 【挿絵】 アリムさんの小説を読ませて! 参照



オルア

「それだけでいいの?」


冬香

「考えるまでもないわ。」


真々美

「いますぐでも、構わない。」


スリーカー(スピ-カーモード)

「それは、こころ強いですね。


 それでは、お部屋の用意をお願いします。


 アリム様が目を覚ましたと同時に始まりますので、ご準備お願いします。」


つづく


【読者様へ】


 あなたの30秒で、この作品にパワーをください。

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