148 【おなかスリム】と【ローション】
オルア
「最後の腹筋トレーニングは、とても楽よ。
10分タイマーかける2回の合計20分ほど、ぼーっとしていれば、終わるからね。
ちょっと待っててね。」
オルアは、うすいチャンピオンベルトみたいなものを持ってきた。
オルア
「【おなかスリム】と【ローション】。
ラーソドーソー、ラソドソ。」
アリム
「それは、秘密道具なの?」
オルア
「知らないひとから見たら、そうよね。
これは、肌に直接あてます。
おへそより下部分と、おへそより上の部分の2回します。
周りの目が有るから、ここで説明できるのは、おへそより上の部分だけね。
おへそより下部分は、あとでひとりのときにやってね。
もし、わからないときは、わたしとの夜のときに説明するわ。」
アリム
「うん、そのときは、よろしくね。」
オルア
「では、始めるわ。
シャツをめくって、おなかを出してくれる?」
アリム
「これでいい。」
オルアは、【おなかスリム】の裏側にある黒い部分の左右に【ローション】を塗った。
オルア
「アリム、塗る場所は、この2カ所よ。
そして、真ん中のシールは外さないこと。」
アリム
「うん、わかった。」
オルア
「じゃあ、【おなかスリム】をあてるわよ。
少し、ひんやりするからね。
冷たくても、びっくりしないでね。」
オルアは、ボクのおへそより上部分のおなかに、【おなかスリム】を巻いて、ベルトを止めた。
アリム
「うん、少し、冷えるね。」
オルア
「電源ONは、このボタン。
強さ調整ボタン2つと電源OFFボタンの合計4つです。」
アリム
「うん、分かりやすい。」
オルア
「じゃあ、アリム。
自分でONしてくれる。」
アリム
「うん、スイッチオン。
なにも感じないね。」
オルア
「強くするボタンを、1回ずつ押してください。
でも、連打は危険だから、ダメよ。
強すぎると思ったら、弱くするボタンを押してね。」
アリム
「あ、なんか、おなかの筋肉が動いている気がする。
う、痛い。
弱くしよう。
うん、これくらいの動きがいい感じかな。」
オルア
「電源オンしたときは、
最も弱い
から始まるわ。
そして、10分たてば自動的に電源がOFFになるわ。
何回、強くしたところが自分にあうか覚えておくといいわ。
そして、1か月くらい続けたら、1段階だけ強くしてね。」
アリム
「うん、わかった。
もしかして、腹筋トレーニングの説明は、これで全部かな。」
オルア
「そうね、あとは・・・
1日に1回だけで良いからね。
どうしてもしたいときは、4時間以上の間隔を空けてね。」
アリム
「あーうん、1日1回で十分かな。
そして、おへそより上と下の部分に当てればいいんだよね。」
オルア
「そうよ、簡単でしょ。」
アリム
「腹筋トレーニングは、足を支えてもらって、上半身を起こす体操をすると思っていたよ。」
オルア
「その方法は疲れるし、続かないし、効果も低いのよ。
しなくて済む苦労はしない方がいいわ。」
アリム
「じゃあ、腕立て伏せも楽な方法があるのではないかなあ?」
オルア
「ああ、それはダメ。
自分の体重の増減を言い訳できない状態で感じる必要があるのよ。」
アリム
「よく考えられているねえ。
カセイダード王国は進んでいるねえ。」
オルア
「それは、わたしたちを見ればよく分かるでしょ。」
アリム
「そうだねえ、みんなのお腹は、とても綺麗だ。
なでなでしたくなるよ。」
オルア
「じゃあ、わたしのおなかを触ればいいわ。」
アリム
「うーん、最高の手触りだよ。」
ボクが満足していると、オルアの後ろに、冬香たちが並んでいた。
冬香
「オルア、次はわたしよ。」
真々美
「その次がわたしだな。」
絵美
「そして、わたしの次が、シュウピンさん、メラニィさん、セーラさんね。」
アリム
「えーっと、真々美と冬香はナイトバインドした仲というか関係だから問題無いよね。
絵美さんは、前世の御縁でギリギリゆるされるかもしれないけれど・・・
でも、シュウピンさん、メラニィさん、セーラさんのお腹に触ったら、ボクは、セクハラとか痴漢の罪に問われるんじゃないかなあ?」
シュウピン
「ただの腹筋自慢ですから、大丈夫です。」
メラニィ
「女性が同意というか、女性の方から来ているんだから、喜べば良いんじゃないか。」
セーラ
「アリム様には、触れて欲しいかな?」
絵美
「あ、もちろんだけれど、触って良いのは、お腹だけだからね。」
アリム
「あ、じゃあ、お言葉にあまえます。」
ボクは、7人の美女のおなかを、さわらせてもらった。
オルア
「アリム、感想は?」
アリム
「しあわせ~。
ほかの部分も、さわりたくなったよ。」
絵美、真々美、冬香、オルア、シュウピン、メラニィ、セーラ
「「「「「「「 おあずけ。 」」」」」」」
アリム
「やっぱりかあ~。」
絵美、真々美、冬香、オルア、シュウピン、メラニィ、セーラ こころの声
『『『『『『『 わたしが欲しくて、たまらなくなったでしょう? 』』』』』』』
7人の美女たちは、悪だくみの笑みを浮かべているような気がした。
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