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139 着て見せれば、ひとり勝ちできる

本日は、連続投稿します。

ねらう時刻は、19時14分、20時14分、21時14分、22時14分、23時14分の5回です。(手動のため、少しずれます。)


「がんばってねー!」と思っていただけたら、

【ブックマーク】や、↓ の【⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎評価】など、

応援よろしくお願いいたします。


シュウピン

「アイドルグループみたいな名称(めいしょう)で呼ばれることは不愉快(ふゆかい)ですね。」


アリム

「ごめんなさい、シュウピンさん。」


シュウピン

「アリム様は、もうすぐ、わたしたちと愛情交換(あいじょうこうかん)するのです。

 そのあとは、シュウピンって、呼んでくださいね。

 まあ、まだ先の話ですけれど。」


アリム

「分かった。 シュウピンさん。」


シュウピン

「アリム様から

 シュウピンと呼び捨てで読んでもらえる日まで、あと14日くらいですね。」


 シュウピンさんは、美しい笑顔を向けてくれた。


アリム

「はい、そのときは、よろしくお願いします。」


シュウピン

「こちらこそよろしくお願いします。」


メラニィ

「シュウピンは、いい台詞(せりふ)を持っていくな。

 アリム様、わたしを、メラニィと呼び捨ててもらう日も、それくらいで来るからな。」


アリム

「はい、そのときは、お願いします。」


セーラ

「わたしも、よろしくお願いします。」


アリム

「ええ、こちらこそ、よろしくお願いします。」


絵美

「アリムさん、わたしは、竜くんを優先すると思う。

 だって、アリムさんには、6人も【女の人のクラスター】の女性が()てくれるわ。

 でも、竜くんには、わたししか()ないからね。」


アリム

「ええ、ぜひ、竜くんをお願いします。」


絵美

「でも、竜くんを攻略する練習相手はお願いするからね。」


アリム

「もちろんです。 絵美さん。」



 雰囲気が少し良くなった気がする。


アリム

「あの、この機会に質問していいですか?」


真々美

「なんだ、アリム?」


アリム

「ほかの機会に聞いたら、理解していなかったとボクの評価が地に落ちるから、今、質問するしかないのですが・・・。」


真々美

「前置きが長いな。

 なにを知りたいんだ?


 聞くは、いっときの恥だぞ。

遠慮することはない。」


アリム

「みなさんの水着姿が見たい!

 という要求というかお願いは、

 NG、つまり、禁止事項ですか?」


冬香

「少なくとも、オルア、真々美、わたしの3人については、

 (はだか)を見せて、愛情交換まで済ませたわよね。


 それなのに、水着姿を見たいって、退化(たいか)というか後退(こうたい)しているわよね。」


オルア

「アリムが見たいなら、水着を着るけれど、どこで来て欲しいの?」


アリム

「夏の海とかプールとか、冬の温泉とかですね。」


真々美

「うーん、公共(こうきょう)()で、武器を持たない丸腰(まるごし)になりたくないな。


 絵美、冬香、オルア、アリムという極極(ごくごく)(かぎ)った者に、丸裸(まるはだか)を見られても(いや)ではないが、それ以外の者に、顔と手以外の肌を見せる気にはなれない。」


冬香、オルア

「「Me, too. わたしもそう。」」


アリム

「ごめんね。

 無理を言いました。」


オルア

「あっ、でも、家の風呂場とかベッドの上でなら着て見せるわ。

 それなら、どうかな?」


アリム

「ぜひ、お願いします。

 じゃあ、2種類お願いします。」


絵美、真々美、冬香、オルア、シュウピン、メラニィ、セーラ

「「「「「「「 2種類? 」」」」」」」


アリム

「一般用の水着と、ボクにだけ見せる水着の2種類です。

 欲を言えば、3種類です。」


オルア

「写真を見せてくれますか?」


【水着 その1】


アリム

「まず、これが、一般用の水着です。」


 ボクは、デバイスに水着を表示して見せた。

 ほとんど、露出が無い水着だ。


 7人とも、真剣な表情で見てくれた。


セーラ

「普通の服とそれほど変わりませんね。」


【水着 その2】


 デバイスを受け取ったボクは、次の写真を見せた。

 ビキニと呼ばれる上下に別れたタイプの水着だ。


メラニィ

「まあ、普段しているスポーツ下着と変わらないな。」


【水着 その3】


 デバイスを受け取ったボクは、次の写真を見せた。

 ほぼヒモと呼ばれる後ろで止めるタイプの水着だ。


絵美

「真々美、これって。」


真々美

「冬香、どう思う。」


冬香

「オルアなら、行けそう?」


オルア

「アリムの機嫌(きげん)(そこ)ねたときの最終手段(さいしゅうしゅだん)として用意(ようい)したとしても、()ることは()さそうね。」


シュウピン

「そのときは、アリム様用も準備しましょうよ。

 ね、オルア様。」


オルア

「ええ、シュウピンさん、良い考えだわ。」


絵美

「じゃあ、みんなで声を合わせようか?

 1,2,3。」


絵美、真々美、冬香、オルア、シュウピン、メラニィ、セーラ

「「「「「「「 ドスケベ! 」」」」」」」


オルア

「アリムさんも男性だったのね。」


真々美

「安心したというか、がっかりしたというか?」


冬香

「男性なら、普通でしょうね。」


シュウピン

「わたしの、ときめき度が30ポイント()がった。」


メラニィ

「まあ、一般用と自分だけ用を分けているから、いいじゃないか。」


セーラ

丸裸(まるはだか)よりも恥ずかしい水着が存在したのですね。」


絵美、真々美、冬香、オルア、シュウピン、メラニィ、セーラ こころの声

『『『『『『『 でも、着て見せれば、ひとり勝ちできるわね。 』』』』』』』


アリム

「こっちが恥ずかしくなったよう。

 お願い、わすれてーーー。」


絵美、真々美、冬香、オルア、シュウピン、メラニィ、セーラ

「「「「「「「 ダメ! 」」」」」」」


 3種類目の水着は見せなきゃ良かった!

とボクは後悔(こうかい)したのだった。


【読者様へ】


 あなたの30秒で、この作品にパワーをください。

 「ブックマーク」(2点)と、広告下(↓)の【見えない場所】にある「☆☆☆☆☆評価」(2~10点)を待っています。


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