138 カセイダード王国にも闇(やみ)はある
本日は、連続投稿します。
ねらう時刻は、19時14分、20時14分、21時14分、22時14分、23時14分の5回です。(手動のため、少しずれます。)
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お好み焼を、7人とも上手に焼けるようになった。
アリム
「それにしても、7人とも、なんでもできるんだね。
すごすぎるよ。」
絵美
「さん、はい。」
絵美、真々美、冬香、オルア、シュウピン、メラニィ、セーラ
「「「「「「
なんでもできると国民は言うけれど、
《中略》
あなたのなみだ~は、わたしの涙。
」」」」」」
アリム
「すごい、良く知っているね。
著作権料を請求されないか、ドキドキだよ。」
メラニィ
「元歌を知っているひとなんて、いないさ。」
絵美
「アリムさんが作詞作曲した歌を唄ってあげようか?」
アリム
「ぜひ、お願いします。」
絵美、真々美、冬香、オルア、シュウピン、メラニィ、セーラ
「「「「「「
たたかう ちから 身につけて
きみの 前に 立ちたいと
Knight きみの視線 浴びて
こころに ちからが 宿る
今まで 見えなかったこと
今まで できなかったことが
いま この目の前に この手の中に
あふれだす。
Night この夜からは
きみの そばにいられる
この よろこびと
Knight きみへの想いを 合わせ
魔力に変えて 使うよ。
」」」」」」
ナレーション
「メロディのURLです。
https://youtu.be/mJ6hFQY54Ng
初めての作曲 2分44秒」
アリム
「とっても、すてきな歌声だよ。
カセイダード ガールズ、ありがとう。」
絵美
「カセイダード エンジェルズの方が好みかな?」
真々美
「カセイダード レイディーズもいいぞ。」
冬香
「まあ、いずれにせよ、
容姿を第一参照とする職業には就いてはならない。
という決まりに反するからね。」
アリム
「ということは、7人とも、すばらしく美しい容姿をしているのに、モデル業は出来ないということなのですか?」
オルア
「わたしたち、クラスターはダメね。
でも、容姿やルックスを元手に商売したい女性は、別エリアで居住しているわ。
そのために、クラスター認定を受けなかった人たちも多くいるわ。」
アリム
「もしかして、夜の男女の相手をするプロの方々もカセイダードには存在しますか?」
真々美
「もちろん、存在する。
水着姿を披露するひと、
生まれたままの姿を披露するひと、
愛情交換の真似事をするひと、
愛情交換を最後まで不特定多数とするひとが、
カセイダード王国にも大勢いるぞ。
もちろん、男性と女性の両方ともな。
ただし、すべて、国が管理している。
安全を担保保証するためにな。」
アリム
「そうなんですね。」
アリム こころの声
『カセイダード王国にも闇はあるんだな。』
真々美
「だが、誤解しないで欲しいんだが、地下に潜られる方が危険なんだ。
愛情交換の欲求は、DNA遺伝子から来る一番強い命令だから、制御できないひとの方が遥かに多いんだ。
美人局による詐欺、強盗、拉致監禁、人身売買などの犯罪で利益を稼ぐ余地を残さないために、必要なものなんだ。」
アリム
「たしかに、自分で相手を見つけられないボクのような弱者には、必要かもしれないね。
うん、大丈夫だよ。
安心、安全な、信頼できる愛情交換のパートナーを適正価格で買える仕組みがあることは重要だと思う。 いや、重要です。」
絵美
「アリムさん、真々美を責めないであげてね。
アリムさんの出身国である光元国でも、愛情交換サービス周りでのトラブルは多いでしょ。
男性女性を問わず、売り手が被害に遭うことがある。
そして、男性女性を問わず、買い手が被害に遭うことがある。
だから、カセイダード王国では、愛情交換を行う目的のホテルだけでなく、一般家庭の中にも監視カメラがあるわ。
AIが一次判定をして怪しいものは、人間が判定している。
そういった仕組みがあるからこそ、
「学校や職場でのハラスメント・嫌がらせ」から
「密室内での残虐行為」まで
監視の目を光らせることが出来て、安全なのよ。」
アリム
「真々美、絵美さん。
ありがとう、教えてくれて。
不正を見つけるよりも、不正をさせない仕組みが大事だと分かっているよ。
ただ、びっくりしたんだよ。
カセイダード王国の人たちは良いひとばかりだと信じたかったからね。」
冬香
「残念ながら、いろいろな人たちがいることは真実よ。
だからね、アリム。
【他の誰かを悲しませることや、見ないふりをすることは、自分の損になる】
という仕組みを作った御方が、アリムが謁見したカセイダード女王様なのよ。」
アリム
「うん、大丈夫だよ。
ごめんね、せっかくの楽しい雰囲気をこわすキーワードを放ってしまった。
カセイダード ガールズ なんて言わずに、全員の名前を呼べばよかった。
絵美さん、真々美、冬香、オルア、シュウピンさん、メラニィさん、セーラさん、ごめんね。」
オルア
「アリム、大丈夫よ。
みんな、わかってくれるわ。
ねっ、そうでしょ。」
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