表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
140/209

138 カセイダード王国にも闇(やみ)はある

本日は、連続投稿します。

ねらう時刻は、19時14分、20時14分、21時14分、22時14分、23時14分の5回です。(手動のため、少しずれます。)


「がんばってねー!」と思っていただけたら、

【ブックマーク】や、↓ の【⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎評価】など、

応援よろしくお願いいたします。


 お好み焼を、7人とも上手に焼けるようになった。


アリム

「それにしても、7人とも、なんでもできるんだね。

 すごすぎるよ。」


絵美

「さん、はい。」


絵美、真々美、冬香、オルア、シュウピン、メラニィ、セーラ

「「「「「「

  なんでもできると国民(ひと)は言うけれど、

   《中略》

 あなたのなみだ~は、わたしの(なみだ)

 」」」」」」


アリム

「すごい、良く知っているね。

 著作権料を請求されないか、ドキドキだよ。」


メラニィ

元歌(もとうた)を知っているひとなんて、いないさ。」


絵美

「アリムさんが作詞作曲した(うた)(うた)ってあげようか?」


アリム

「ぜひ、お願いします。」


絵美、真々美、冬香、オルア、シュウピン、メラニィ、セーラ

「「「「「「

たたかう ちから 身につけて

きみの 前に 立ちたいと

Knight きみの視線 浴びて

こころに ちからが 宿る


今まで 見えなかったこと

今まで できなかったことが

いま この目の前に この手の中に

あふれだす。


Night この夜からは 

きみの そばにいられる

この よろこびと


Knight きみへの想いを 合わせ

魔力に変えて 使うよ。

 」」」」」」


ナレーション

「メロディのURLです。

 https://youtu.be/mJ6hFQY54Ng

 初めての作曲 2分44秒」


アリム

「とっても、すてきな歌声だよ。

 カセイダード ガールズ、ありがとう。」


絵美

「カセイダード エンジェルズの方が好みかな?」


真々美

「カセイダード レイディーズもいいぞ。」


冬香

「まあ、いずれにせよ、

   容姿を第一参照とする職業には就いてはならない。

という決まりに(はん)するからね。」


アリム

「ということは、7人とも、すばらしく美しい容姿をしているのに、モデル(ぎょう)は出来ないということなのですか?」


オルア

「わたしたち、クラスターはダメね。

 でも、容姿やルックスを元手に商売したい女性は、別エリアで居住しているわ。

 そのために、クラスター認定を受けなかった人たちも多くいるわ。」


アリム

「もしかして、夜の男女の相手をするプロの方々もカセイダードには存在(そんざい)しますか?」


真々美

「もちろん、存在する。

 水着姿を披露するひと、

 生まれたままの姿を披露するひと、

 愛情交換の真似事をするひと、

 愛情交換を最後まで不特定多数とするひとが、

カセイダード王国にも大勢いるぞ。


 もちろん、男性と女性の両方ともな。


 ただし、すべて、国が管理している。

 安全を担保(たんぽ)保証(ほしょう)するためにな。」


アリム

「そうなんですね。」


アリム こころの声

『カセイダード王国にも(やみ)はあるんだな。』


真々美

「だが、誤解しないで欲しいんだが、地下に(もぐ)られる方が危険(きけん)なんだ。

 愛情交換(あいじょうこうかん)欲求(よっきゅう)は、DNA(ディーエヌエー)遺伝子(いでんし)から来る一番強い命令だから、制御できないひとの方が遥か(はるか)に多いんだ。


 美人局(つつもたせ)による詐欺(さぎ)強盗(ごうとう)拉致監禁(らちかんきん)人身売買(じんしんばいばい)などの犯罪(はんざい)利益(りえき)(かせ)余地(よち)(のこ)さないために、必要なものなんだ。」


アリム

「たしかに、自分で相手を見つけられないボクのような弱者(じゃくしゃ)には、必要かもしれないね。

 うん、大丈夫だよ。

 安心、安全な、信頼できる愛情交換のパートナーを適正価格で買える仕組みがあることは重要だと思う。 いや、重要です。」


絵美

「アリムさん、真々美を()めないであげてね。


 アリムさんの出身国である光元国でも、愛情交換サービス(まわ)りでのトラブルは多いでしょ。


 男性女性を問わず、売り手が被害に()うことがある。

 そして、男性女性を問わず、買い手が被害に()うことがある。


 だから、カセイダード王国では、愛情交換を行う目的のホテルだけでなく、一般家庭の中にも監視カメラがあるわ。

 AIが一次判定をして怪しいものは、人間が判定している。


 そういった仕組みがあるからこそ、

  「学校や職場でのハラスメント・嫌がらせ」から

  「密室内での残虐行為(ざんぎゃくこうい)」まで

監視の目を光らせることが出来て、安全なのよ。」


アリム

「真々美、絵美さん。

 ありがとう、教えてくれて。


 不正を見つけるよりも、不正をさせない仕組みが大事だと分かっているよ。


 ただ、びっくりしたんだよ。


 カセイダード王国の人たちは良いひとばかりだと信じたかったからね。」


冬香

「残念ながら、いろいろな人たちがいることは真実よ。

 だからね、アリム。


 【他の誰かを悲しませることや、見ないふりをすることは、自分の損になる】


という仕組みを作った御方が、アリムが謁見(えっけん)したカセイダード女王様なのよ。」


アリム

「うん、大丈夫だよ。


 ごめんね、せっかくの楽しい雰囲気をこわすキーワードを(はな)ってしまった。


 カセイダード ガールズ なんて言わずに、全員の名前を呼べばよかった。


 絵美さん、真々美、冬香、オルア、シュウピンさん、メラニィさん、セーラさん、ごめんね。」


オルア

「アリム、大丈夫よ。

 みんな、わかってくれるわ。

 ねっ、そうでしょ。」


【読者様へ】


 あなたの30秒で、この作品にパワーをください。

 「ブックマーク」(2点)と、広告下(↓)の【見えない場所】にある「☆☆☆☆☆評価」(2~10点)を待っています。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ