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123 朝ごはんの 愛 Love スプーン

本日は、連続投稿します。

次は、22時10分です。


「がんばってねー!」と思っていただけたら、

【ブックマーク】や、↓ の【⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎評価】など、

応援よろしくお願いいたします。

 ぼくたちは朝ごはんを食べることにした。


シュウピン

「真々美様、あーん。

 おくちを()けてください。」


 右手でスプーンに食べ物をすくって、スプーンから落ちた場合に備えて、スプーンの下の方に左手を()えていた。


真々美

「あ、ああ、ありがとう。」


 真々美は、(となり)にいる冬香を見てから、食べることにした。


真々美

「おいしいよ。 シュウピンさん。」


シュウピン

「うれしゅうございます。 真々美様。」


 シュウピンさんは、ほほを桃色(ももいろ)()めながらも、ご機嫌(きげん)だった。


メラニィ

「冬香様も、どうぞ。」


冬香

「え、ええと。」


 メラニィさんは、右手のスプーンで食べ物をすくったところまでは同じだが、左手で冬香の(かた)をつかんでいた。


メラニィ

「どうぞ。」


 冬香は、真々美をちらりと見てから、食べることにした。


冬香

「いただきます。」


 冬香は()ずかしそうだった。


メラニィ

「シュウピンの料理は絶品(ぜっぴん)です。

 美味(おい)しいですか?

 美味(うま)いですか?」


冬香

Delicious(デリシャス)で、Good(グッド) Taste(テイスト)よ。」


メラニィ

「お口に合って良かったです。

 シュウピン、冬香様からもお()めの言葉をもらったぞ。」


 シュウピンさんは、真々美との会話に集中しているようで、聞こえなかったようだ。

 もちろん、メラニィさんも気付いたようだった。


絵美

「アリム、うらやましいんでしょ。」


アリム

「そうだね。 絵美さんもしてくれる?」


絵美

「わたしは最後(さいご)ね。

 ほら、セーラさんが待っているわよ。」


セーラ

「アリム様、どうぞ。」


 セーラさんが、シュウピンさんの真似(まね)をして、スプーンに食べ物を()せて(すす)めてくれた。


アリム

「ありがとう。 セーラさん。」


セーラ

「いえいえ、なんだか()れますね。」


オルア

「でも、やって良かったでしょ!」


セーラ

「そうですね。

 まだ、(むね)心臓(しんぞう)がドキドキしています。」


オルア

「その鼓動(こどう)は健康にいいわよ。


 セーラさん、ごめんね。

 前を失礼するわ。


 では、オルアからアリムへ、どうぞ。

 はい、あーんして!」


アリム

「いただきます。


 もぐもぐ。


 ありがとう。」


絵美

「最後はわたしかな?」


 絵美は、ボクの左肩を抱き寄せて、スプーンを口元(くちもと)に差し出した。


アリム

「いただきます。」


 ボクの目からは(なみだ)が、あふれ出てしまった。


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