123 朝ごはんの 愛 Love スプーン
本日は、連続投稿します。
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ぼくたちは朝ごはんを食べることにした。
シュウピン
「真々美様、あーん。
おくちを開けてください。」
右手でスプーンに食べ物をすくって、スプーンから落ちた場合に備えて、スプーンの下の方に左手を添えていた。
真々美
「あ、ああ、ありがとう。」
真々美は、隣にいる冬香を見てから、食べることにした。
真々美
「おいしいよ。 シュウピンさん。」
シュウピン
「うれしゅうございます。 真々美様。」
シュウピンさんは、ほほを桃色に染めながらも、ご機嫌だった。
メラニィ
「冬香様も、どうぞ。」
冬香
「え、ええと。」
メラニィさんは、右手のスプーンで食べ物をすくったところまでは同じだが、左手で冬香の肩をつかんでいた。
メラニィ
「どうぞ。」
冬香は、真々美をちらりと見てから、食べることにした。
冬香
「いただきます。」
冬香は恥ずかしそうだった。
メラニィ
「シュウピンの料理は絶品です。
美味しいですか?
美味いですか?」
冬香
「Deliciousで、Good Tasteよ。」
メラニィ
「お口に合って良かったです。
シュウピン、冬香様からもお褒めの言葉をもらったぞ。」
シュウピンさんは、真々美との会話に集中しているようで、聞こえなかったようだ。
もちろん、メラニィさんも気付いたようだった。
絵美
「アリム、うらやましいんでしょ。」
アリム
「そうだね。 絵美さんもしてくれる?」
絵美
「わたしは最後ね。
ほら、セーラさんが待っているわよ。」
セーラ
「アリム様、どうぞ。」
セーラさんが、シュウピンさんの真似をして、スプーンに食べ物を載せて勧めてくれた。
アリム
「ありがとう。 セーラさん。」
セーラ
「いえいえ、なんだか照れますね。」
オルア
「でも、やって良かったでしょ!」
セーラ
「そうですね。
まだ、胸が心臓がドキドキしています。」
オルア
「その鼓動は健康にいいわよ。
セーラさん、ごめんね。
前を失礼するわ。
では、オルアからアリムへ、どうぞ。
はい、あーんして!」
アリム
「いただきます。
もぐもぐ。
ありがとう。」
絵美
「最後はわたしかな?」
絵美は、ボクの左肩を抱き寄せて、スプーンを口元に差し出した。
アリム
「いただきます。」
ボクの目からは涙が、あふれ出てしまった。
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