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【完結】理想の美女7人に愛される生活。ベーシックインカムで儲けた「カセイダード王国」に移住して正解でした。《書籍化》  作者: サアロフィア
第18章 主人公の快気祝いとお泊り会

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113/209

111 22日目 ご招待 シュウピンさん、メラニィさん、セーラさん

 22日目(8月22日(火)) AM 10:00 朝


(2日に一度の会議: 偶数日の予定、本日。

 一番権利者: オルア。)





 会議室。


 絵美、真々美、冬香、オルア、シュウピン、メラニィ、セーラの7人が集まっていた。


絵美

「昨日、アリムさんが女王様との謁見(えっけん)を済まされました。

 無事に終わりました。」


シュウピン

「お喜び申し上げます。」


真々美

「その関係で、今週末の金曜日から日曜日にかけて、アリムの回復祝い&2(はく)3日のお泊り会をしたいと思うので来て欲しい。」


絵美

「なお、無給の上に、強制参加です。」


メラニィ

「わたしたちに、メリットがあるのか?」


真々美

「アリムと親しくなれるチャンスだぞ。」


冬香

「嫌なら、来なくてもいいわよ。」


オルア

「冬香、そんな言い方は良くないわ。」


冬香

「ライバルは少ない方がいいからね。」


 セーラは言いたいことがあったが(だま)っていた。

 会議を聞く権利はあっても、発言する権利はないからだ。


絵美

「セーラさんも来てもらうからね。」


メラニィ

「わたしだけ欠席するとは言いにくいな。」


絵美

「もちろんよ。

 わたしが順番待ちしていることを忘れないでね。」


☆ 絵美様なら、7人目の相手としてでもアリム様と恋仲になれる可能性は100%です。

☆ 

☆ 090 すぐには出来ないよね 参照


メラニィ

「そうだったな。」


絵美

「2泊してもらう意味は分かるわよね。

 ちゃんと準備しておいてね。」


メラニィ

「まさか、アリム様と愛情交換(あいじょうこうかん)させる予定なのか?」


オルア

「それは、無理よ。

 彼は乙女(おとめ)みたいに身持(みも)ちが(かた)いから。」


シュウピン

「なんとなく分かりました。

 もし、そうなったらいいな、くらいの準備はしておきます。」


冬香

「本当にシュウピンさんはカンが良いわね。」


シュウピン

「お泊り会ですからね。

 仲良くおしゃべりしたいですわ。」


冬香

「そうね、その時までには、わたしも気持ちを整理しておくわ。」


絵美

「じゃあ、よろしくね。」


セーラ こころの声

『わたしも身体の手入れをしておこう。』





 ご招待のあとで、いつも通りの会議を行った。


・女王様からの指示

・呪術師の捜索状況

・為替換算レートの導入準備

   1 Versil(バーシル) = 10,000 (まる)


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