第4部 第1話
RKZ‐13619は激怒していました。
「いくら星1つがダメになるくらいの兵器を持った国々がいがみ合っていて、しかも全く関係が改善しそうにないからといって、その星と関係のない自分たちが外から干渉すべきではない。」という自分の意見が議会で全く聞き耳を持ってもらえなかったからでした。
RKZ‐13619は怒りから議会を飛び出して、小走りで小型宇宙船へと向かっていました。小型宇宙船が艦載されているブロックまでやって来たRKZ‐13619が小型宇宙船に乗り込もうとした瞬間、「ちょっと待て!9!」と、RKZ‐13619を呼び止める声が聞こえました。
RKZ‐13619が振り向くと、走って来たのか肩で息をした男性が目に入りました。
「何の用だ!RKZ‐13618!」
「おいおい、他人行儀だな!ここには誰もいないし、いつもみたいに8って呼んでくれよ!」
「断る!お前との仲はさっき完全に断ち切った!あんな馬鹿気た議案が議決されそうな時に、お前は全く反対の意見を言わなかったじゃないか!俺は自分の意見と全く違う意見の奴とは仲良くできないな!」
「おいおい、議会で言わなかったからって、俺が他の奴らと同じ意見だと思わないでくれよ!」
「ほぉ、じゃあ何か?お前は俺と同じ意見だとでも言うのか?」「ああ、そうだよ。」
「じゃあ、ますます仲良く出来ないな!俺は自分の意見と違う多勢に迎合する奴がもっと嫌いなんだ‼」




