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第4部 第16話

「コウイチ!俺たちは無事だけど、あれは一体誰なんだ?」


ヒデオは自分たちを助けてくれた人が誰なのかコウイチに尋ねました。


「あぁ、彼はオオバヤシくんだよ。知ってるだろ?体を大きくできる能力を持っている子だよ。」


「オオバヤシくんは知ってるけど、彼ってあんなに大きくなれたんだな。」


「ああ、普段怪物退治している時は無駄に大きくなっていなかっただけみたいだ。」


「コウイチ、お前助っ人を呼びに行ったんだろ?それならこの後どうするか考えているんだよな?なんかオオバヤシの力だけじゃ怪物を抑えられないみたいだけど?」


ヒデオとコウイチの会話にしびれを切らしたリョウスケが会話に割って入りました。

リョウスケの発言を受けてヒデオとコウイチがダイキの方へ眼を向けると、少しずつ「オオキイ」に押されているダイキが目に入りました。


「確かにオオバヤシくんが押され気味みたいだな。でも大丈夫だよ!ちゃんと防衛省の人たちに許可を得た作戦があるから!」


「じゃあ、それをオオバヤシがやられる前に早く実行してくれよ!」


リョウスケはダイキが「オオキイ」にやられてしまう不安感からか、コウイチをせかしました。


「分かってるって!チカラくん、ヒイロくん、作戦通りお願いできるかな?」


「「分かりました!」」と、返事をすると、ヒイロは「オオキイ」へ向かって飛んで行きました。


「どうしたどうした?体は俺ぐらい大きくても、力はたいしたことないみたいだな?ほらほら、俺はまだ全力を出してないぞ。もう少しぐらい楽しませてくれよ。」


腕力や握力ではダイキに勝っていると判断した「オオキイ」はダイキを挑発しました。


(クソッ!悔しいけど、力比べなら相手に分があるみたいだ。あいつらはまだか?)


すると「オオキイ」の挑発に何も言い返せずにいたダイキと「オオキイ」の顔の間にヒイロが割って入りました。


「誰だ、お前は?」


「俺の名前はソラ・ヒイロだ。お前らの仲間を2人も倒したんだぜ!今すぐお前も倒してやるから覚悟しろ!」


「お前が『オソイ』と『ハヤイ』を倒したソラ・ヒイロか!お前はユウキ・ヒデオの次に倒さなくちゃいけない奴だったんだが、そちらから来てくれるとは好都合だ。こいつを倒したら相手してやるからちょっと待ってろ!」


「馬鹿か、お前は!そんなの待つわけないだろ!」


そう言うとヒイロは「オオキイ」から距離を取り始めました。


「クソッ!待て!逃げるな!クソ~、こいつさえいなければすぐに追えるのに!」


「オオキイ」が苦々しそうにダイキの方を向いた瞬間、ヒイロは反転して「オオキイ」の方へ向かって飛び、「オオキイ」の腹部にすごい勢いでタックルしました。


「グハッ!」


「オオキイ」が痛みからダイキの手を掴む力を弱めた瞬間を狙って、ダイキは「オオキイ」の顔面に頭突きを食らわせました。


「グッ!」


頭突きを食らい長い鼻が折れた「オオキイ」がのけぞったところに、「オオキイ」の目のあたりを狙って自動車がぶつかってきました。チカラが「手を使わずに物を動かせる能力」を使って、その辺に停まっていた車を「オオキイ」の顔にぶつけたのでした。

ガタンッと車が顔から落ちた後、「オオキイ」は目を押さえて「クソ~!許さねえぞ!お前ら全員皆殺しにしてやる!」と、脅しをかけた瞬間、急にパッと「オオキイ」が消えてしまいました。


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