異世界での出会い
初投稿です、多めに見過ぎてやってください
俺の名は佐倉直木、知らぬ間に意識を失っていた。
「えー、佐倉くんだったかな?」
目の前に聖母のような方が椅子に座っていた。ここはどこかの宮殿か・・・?
「佐倉で間違いないですが…ここはどこですかね?」
「単刀直入に言うとですね、貴方は死にました。」
!?、夢か?いや夢であってくれまだ俺は女の子とまともに…
「冗談ですよね・・・?ははは」
「いえ、冗談ではないですよ?貴方が先ほど考えていことを当てましょうか?」
「いえ、結構です。」
どうやら本当に死んでしまったらしい。でも何故だ?あぁそうか俺は・・・
「このあと俺どうなるんですか?」
「そうですね、一からこの世界でやり直すかこの姿のままとある世界でやり直して頂くか…といっても」
とある世界?まさかこれってアニメなんかでよくあるやつか?聖母様の言葉を聞き流すように言い放った。
「異世界行きます。」
「ですので、そこの世界は少し」
「異世界行きます。」
聖母様は呆れたように返事をした。
「わかりました、陰ながら見守っております。」
結構あっさりなんだな。
聖母様は背中の方にあるゲートを開けた。
「それでは行ってきます。」
「ご武運を…」
ここから俺が主人公の異世界生活が始まると思っていた、はずだった。
気がつくとそこは辺り一面草原だった。
「とりあえず人?生き物?を見つけないとなぁ・・・」
立ち上がろうとすると近くにゴブリンのようなものがいた、やっぱり異世界だったか。腕試しにやってみるか。
俺はゴブリンの不意をつき後ろから1発殴った。
すると何事もなかったかのように振り向いてきた
「あれ?」
ゴブリンの棍棒が俺の腹にヒット。かと思いきやギリギリでかわせた!だが奥から続々と他のゴブリンがやってきた。
「では、俺はこれで失礼します・・・ははは」
俺は逃げた!それはもう死ぬ気で逃げた!
振り返ると大量のゴブリンが追いかけてきていた。
「助けてくれ〜!!」
「キミ!大丈夫!?かなりの数いるけど!」
「大丈夫じゃなーーい!!」
そこに現れた人は俺の言葉を聞いた途端なにか詠唱しゴブリンの群れを一掃した。
魔法か?なにもおかしくはないけど
「助かったよ」
女の子かな?何故か驚いた顔をしていた。
「困ってたようだし、ゴブリンにだけど・・・キミの名前は?」
やっぱりゴブリンはどの世界でも下級に当たるのか。にしても高校生くらいなのにしっかりしてるなぁ
「佐倉直木といいます。」
「変わったお名前だね、わたしの事はイリアって呼んで。」
「イリヤさん、ちなみに近くに村などってありますかね?」
「村というかインサっていう都があるけど・・・かなりの距離だよ?」
困ったなぁ・・・という思いを顔に出すと
「よかったら送ろっか?みんな喜ぶと思うよ!」
と言ってくれた。でもなぜ喜ぶのだろう?まぁこちらに嫌悪感はなさそうだし、二つ言葉で返事をした。
「着いたよ、直木さん!」
もし見て下さった方がいましたら批判でもなんでもいいのでコメントお願いしますm(_ _)m