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最強剣士、最底辺騎士団で奮戦中 ~オークを地の果てまで追い詰めて絶対に始末するだけの簡単?なお仕事です~  作者: 空戦型
最終章 ラストミッション

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490.本当の悪魔がここにいます

 王都、高級住宅街――そこで、戦いの決着がつこうとしていた。


「コンビネーション見せちゃおう、ロザリー!」

「ええ、アマル! 交われ二つの刃……六の型、合伝!!」

「紅雀十文字ぃッ!!」


 二人の若き女騎士が呼吸、速度、角度を合わせた完璧なコンビネーションで刃を解き放つ。目にも留まらぬ疾風の刺突を防ぐ術はオークにはなく、二人に狙われた敵は一瞬で串刺しにされた。


 いつも手合わせを重ねている二人だからこそ可能な連携は敵指揮官ハイブリッドのスールニーヴェも予想だにしていなかったタイミングで放たれ、自分を護衛させていたオークの群れに穴が空く。

 その合間を滑るように抜けたタキジロウ・イセガミの鋭い眼光は、光明を見据える。


「終わりだ。奥義、渦潮ッ!!」

「しまっ――クソォ!!」


 スールニーヴェは即座に短剣を抜いて迫る槍を迎撃する。

 ハイブリッドヒューマンとなった彼女の刃は生前のそれより強く重いが、今回だけは相手が悪かった。達人級の腕前であるタキジロウの武器は、全体が列国由来の非常に頑丈かつ柔軟性のある金属で作られている。つまり、普通の槍とは比べものにならないほど重いのだ。


 タキジロウが一瞬で全身を捻り、回転を加えた重い豪槍はその重量をものともしない速度で放たれ、スールニーヴェの短剣を弾き飛ばして彼女の顔の真横を通り抜ける。彼女は舌打ちして槍を掴み投げ飛ばそうとしたが、そこで自分の手に上手く力が入らないことに気付く。


「なん、だ、こりゃ……??」

「しばし寝ておれ」


 タキジロウの槍の腹が鋭くスールニーヴェの首筋に命中し、彼女は呆気なく倒れ伏した。なんとか繋ぎ止めた意識のなかでタキジロウを睨み付ける彼女は、途切れそうな意識の中で考える。


(このクソジジイ、まさか、薬か何かを……盛って……?)


 誰よりも優秀な指揮官を自負した己の最大の欠点、直接的な戦闘能力の低さを克服した筈だったのに――結局、実力で全てを覆す化物がいるかぎり凡人はトップに上り詰められない。


(ああ、マジでイラつく。結局こうなんのかよ。手段を選ぶ余裕のない奴は、余裕がある奴に負けるんだな……援軍も来ねーし、いよいよ夢の覚める時間、か……)


 彼女は失意の中で意識を失った。

 周囲のオークを即座に片付けてきたロザリンドとアマルが駆け寄ってくる。


「御美事ですわ、タキジロウ様。辰巳天滝奥義、渦潮……そのような使い方があったのですね」

「なんか突きを放つ瞬間に槍先でぶわーっと氣が出てきてグルグルしてたよね! あのグルグルが急にこの子の動きが鈍ったヒミツなの?」

「本来は攻撃の為の技だ。この娘の顔を見ていると年頃がマモリに近く、傷を与えるのが忍びなくてな。こうした使い方をしたのは初めてだ」


 タキジロウは本来攻撃の際に纏う練氣に手を加えて、槍がスールニーヴェの横を通り過ぎる瞬間に爆発させた。槍の螺旋で巻き起こる風に乗って放出された氣の爆発がスールニーヴェを揺るがし、一瞬動きを鈍らせたのだ。


 奥義を放つタイミング、氣を練る時間、踏み込み、敵の動き、全てを見切った上でしか為し得ない超絶技巧にロザリンドの剣士としての好奇心が疼いたが、アマルはぐるぐるのことしか考えてないのか自分の剣をぐるぐる回して遊んでいる。と、彼女がふと空を指さす。

 そこには白煙を巻き上げて空高く登る光があった。


「信号弾だ……あの色は制圧済みの合図だっけ?」

「ええ。どうやら各地での戦闘が終結しつつあるようですわね」


 見たところ戦闘は終わっているが、シェパーの方が片付いていないようだ。

 しかし、特に追加指示が来ないということは自分たちの役目はこれで終わりだろう。

 さて、と、ロザリンドは周囲を見渡す。

 そこには自分たちが仕留めたオーク達で出来た屍山血河の惨状が広がっていた。

 彼女は一息つき、手近な高級住宅の方を見やる。


「その辺の屋敷で震えてる連中からオークの片付けに使えそうなものをタダでいただけるよう『お願い』して回りましょうか。バウベルグ家の権威をちらつかせて」


 笑顔で決定するロザリンドの心は、もう立派な外対騎士であった。


「ロザリーなんか悪い顔してるぅー。それってご飯食べすぎじゃないの?」


 アマルの謎発言にタキジロウは首を傾げるが、ロザリンドがさらりと補足する。


「職権濫用と食券乱用を間違えているようです。まえに汚職事件とお食事券も間違えていましたし」

「アマルくん、今度国語の勉強を教えてあげよう。その勘違いは指導者としてやや座視し難いものがある」

「えー!? 就職しても勉強しないといけないのぉ!?」

 

 彼らはもう戦闘後の処理のことを考えている。

 何故ならば、敵の首謀者シェパーは他の仲間が捕えると信じて疑わないからだ。




 ◆ ◇




 今、ライの騎道車に乗り合わせて制圧に向かったセドナの目の前に、オークと人間の混ざった何かがある。


 人間の肉とオークの肉が物理的に継ぎ足されたかのような冒涜的な形状、顔の四割程度は人間だが、残りの六割が半端にオーク化してひどく醜悪でアンバランスだった。騎道車の外壁を突き破って出てきたそれに対して、セドナの目は冷ややかだった。


「憧れのオークになったんだ。よかったね、シェパー・ウォルゼーボ」

『別にアコガれてた訳じゃなイデすよ。実現カカ能性が高く、ゲンジョ……状の人類より優れていると思っタカラ、オークの因子を取りコンダダ新人類を作ったマデデ、デ、ス……発音シニくいですね、この体』


 その歪な形ではさもありなん。中途半端に肉体のあちこちがオーク化しているせいで、バラバラになった人間のピースの足りない部分をオークで無理矢理埋めたような形状になっている。

 誰がどう見ても立派な化物だった。


『ノノカさんガ投与した毒にクワえ、やはりしっかりした緋想石の補助ガナケれば危険ですカ。撤退したら各所ニハ投薬治りぇ、療中のタミは一旦ハイブリッド化を見送るよう伝達シナケれば』


 毒を乗り切るために無理矢理自らをオーク化したらしいシェパーだが、無惨な姿に変わった自分のことより先々の予定の方が気になって仕方ないようだ。


「今後の指示は私が全部やりますけど?」

『ソウはいきまセン。未来の社会の在り方に対するヴィジョンのナイとと、統治者を持つ民衆は必ず不幸ニなります』

「過激すぎるヴィジョンはもっと悲惨な結果を招く。貴方じゃよくて暴君よ」

『短期的なモノノ見方です。誰かが泥を被らなければいけない時にだ、だ、ダレも泥を被ろうとしなければ、負債は未来に向けて溜まっていく。政治を遊び尽くした老人達がテーブルから席をハズシたとき、ソコに何が待ってルンデしょうねえ』

「はいはい、政治問答は牢屋の中でやろうね」


 セドナが思うに、シェパーは志だけは立派だが方法が滅茶苦茶だ。今もハイブリッドヒューマンとは似ても似つかない歪な形状に変容してしまったのに、それを失敗ではなく成功精度を上げるための単一の情報としてしか捉えていない節がある。

 

(その才能、もうちょい人の為に使えなかったのかなぁ。いや、こういう人格だからこそ無理なのかなぁ)


 ある種、彼の頭脳は効率で言えばセドナ以上に優れているのかもしれない。

 判断に感情を挟むことが殆どないのでミスが少ない。プライドや保身がないからなんでも実行に躊躇いがない。ああすればいいのに、こうすればいいのにと他人が後から口を挟むような可能性があることを冷静に精査し、無駄を省いた考え方を持っていたからこそ彼もここまで逃げてこられたと言える。

 オーク化のリスクとて、承知の上で「どうせしなければ捕まるから」と逃走確率の高い方に賭けただけだろう。

 その判断力は、時として正義たりうる。


 例えばだが、一つの組織に大きな問題があるとする。

 その問題は合理的に考えれば絶対に解決すべきだが、組織を維持する上層部がその問題を自分に利があるから解決を防ぐような本末転倒な事態に陥ったとき、シェパーは周囲の意見など一切聞かずに問題解決に乗り出すだろう。

 そうすると、世間から見ればシェパーは正義で他は卑怯な臆病者だ。


 今回たまたま彼が問題と感じたものが世間では問題という認識ではなかったから革命未遂が起きたが、彼に賛同した者たちの殆どがシェパーに正義を感じていた筈である。実際に救われた命もそこにはあった。彼の狂信的なまでの行動力は、社会にとって不都合として端に追いやられていた人々にとっては光にもなりうるものだった。


 シェパーは、実は社会が求める信念を持った理想的な人間像の一つだ。


 彼が聖靴騎士団側の人間なら不正を暴いて組織の浄化を図ったろうし、外対騎士団に行けば政治的な力をフルに発揮して騎士団を今以上の待遇まで押し上げてくれただろう。でもシェパーは効率が良すぎて、騎士団より上のシステムに問題があるから下が歪んだという極論――同時にそれは一側面では正論でもある――に達した。


「貴方は効率に頭を特化させすぎて、人間味が薄れすぎなのよ」

『でも社会は効率化を求めている。私もそれに賛同してるだけですよ』


 瞬間、シェパーはつま先で地面を蹴り飛ばしてセドナ目がけて目眩ましの土を見舞う。

 セドナは特に慌てることなく後方にステップして躱す。シェパーとしては横に避けてくれた方がこちらの行動の選択肢が狭まって有り難かっただろう。彼は舌打ちして跳躍する。


『フンッ!! おお、最近すっかりパキパキと嫌な音がが、鳴るようになった重い膝がカルイカルい!! コレはらくちんでェすよ!!』


 高さにして五、六メートルの人間離れした跳躍でセドナを飛び越したシェパーだが、セドナは落下地点を予測して着地した彼の背中に向けて掌底を構える。

 一瞬で氣の呼吸を利用して氣を収束すると同時に、皇国と宗国で学んだ知識を基に鍛えた己の魔力をありったけ注ぎ込む。周辺の水分が凍結して煙になり、手の下へ向けて流れ出していく。


「フローズン・ステークッ!!」


 ずん、と、掌底がシェパーの背に沈む。

 しかし、オークの頑強さと元来の贅肉が合わさった彼の体は異様に柔らかく、掌底は肉に沈むだけで芯を捉えた感覚が無い。彼はそのままセドナに向けて回し蹴りを放つが、咄嗟に顔を後方に反らしたセドナの鼻先を僅かにシェパーの蹴りが掠めた。


『残念ですがキキません。このままニゲさせて貰いィ、マス!!』

「逃げられないよ。ハァァ……!」


 氣と魔力を練り込んだ手に更なる冷気が渦巻く。

 冷気はいつしか球体となり、セドナが美しい投球フォームで腕を振り抜くと同時に手から離れる。


「フローズン・ボールッ!!」


 逃げるシェパーの背中に冷気の球が命中し、弾けた。


『ナアっ!? な、何をした!?』


 突然背中に浴びせられた冷気に体が強ばるシェパーだが、彼は肉体にダメージはないと感じたのか更に逃げる。セドナはそれに手を下さなかった。彼が気付いていないだけで、もう手遅れた。


 あの球は魔法の研究をしたセドナが、ヴァルナから紹介してもらったターシャとパズスから教わった『パリット』という地方独自の格闘術と組み合わせて作ったものだ。

 パリットの開祖であるシャクカは手を触れずして相手を倒す不思議な力を持っていたそうだ。ヴァルナはそれを氣によるものだと考えていたようだが、セドナは氣に加えて魔力を練り込むことで通常では起こせない事象を引き起こしていたのではないかと思う。事実、パリットの動きを取り入れることで今のフローズンボールという技は完成した。


「あなたが魔物じゃなかったら、そのボールは冷たいだけ。でも、貴方は魔物化したからね……」


 セドナの視界の先で、逃げるシェパーの足が目に見えて遅くなっていく。

 オーク化で肥大化した肩を両手で抱いて体を震わせ、とうとう膝をついた。


『寒い! 寒い! カラダガ、動かな……!?』


 ――宗国でオーク因子の混じった格闘家であるレン・ガオランと戦った際、彼は幾度となくセドナのフローズン・オーラを籠めた拳を受けて、最後には低体温症にまで陥っていた。

 あの時は理由が不明だったが、後にある事実が判明した。


 それは、氣と魔力を混ぜたフローズン・オーラは、魔力適正を持った存在には人間より遙かに大きな影響を及ぼすということだ。


 自然エネルギーの一種でもある氣は塊となって相手にぶつけた際、その中に浸透する。逆に魔力はそこまで浸透することはない。しかし二つを兼ね合わせると氣を媒介に魔力を相手の体内に叩き込むことができるようなのだ。

 普通の人間はそんなことをされても冷たいだけだが、魔力を持つ者は違う。恐らく後天的な因子操作があった者は更にそうだ。体内に突然異質な魔力を打ち込まれれば体内の魔力感覚が一気に狂い、大きく魔力の影響を受けるのだ。セドナのように属性を籠めた魔力は殊更に影響が大きい。


 レン・ガオランは魔物因子さえなければセドナに勝てていた。

 あの奇跡的に見えた勝利には、明確な理由があったのだ。


「シェパー。貴方は別に肉体を鍛えてる訳でもウォーミングアップして出てきた訳でもない。しかも人と魔物が半端に交ざり合っている今の状態なら不均衡は更に大きくなる……もう終わりよ」


 震えながらなんとか這って進もうとする彼の眼前に、一頭のワイバーンと竜騎士が地響きを立てて勢いよく降り立つ。シェパーの鼻先に獣をも容易く切り裂く巨大な爪が叩き付けられ、ひっくり返ったシェパーの喉元に今度は突撃槍が突きつけられる。


 そこには竜騎士ネメシアと、低い声で唸るミラマールがいた。

 二人の視線は射貫くように鋭く、そして怒りと使命感が混ざり合っている。


「薄汚い下郎。このネメシア・レイズ・ヴェン・クリスタリアが特別に選ばせてやろう。槍に貫かれて烏の餌になるか、ミラマールのブレスの業火に焼かれて豚の丸焼きになるか……もしくは、大人しく我ら王国の法の下に厳正な裁きを受けるか。猶予はやらない。今、選べ」

「……降伏、ウゥ……します」


 他の騎士達が一斉にシェパーを包囲し、彼はあっとういまに厳重に捕縛された。




 ◇ ◆




 長い、本当に長い一日が終わろうとしていた。

 赤らんだ夕日が地平線にゆっくりと近づき、茜色が激戦を終えた王都を包む。

 その戦いを勝ち抜いたボロボロの騎士、衛士、関係者たちが王宮前に一斉に並ぶ。

 彼らの表情は一様に明るい。

 明るすぎてなんか変だ。

 頬の筋肉がひくひく引き攣ってる人も居る。


 そのど真ん前で、スミス・ウェッソル工業大臣は非常に言いにくそうに告げる。


「だからですね。あー、そのー……世界サミット終わって出てきた各国首脳陣がこのオークの死体と破壊されまくった町並みを見たら『なんじゃこりゃ!?』って思うぅ……訳じゃないですか。そしたら王国としては理由を説明しなきゃなんない訳じゃないですか。『テロリストに一時王都を占拠されて貴方たちが爆破されかけました』って……言える? 世界一厳重じゃないといけない世界サミットだよ? 言える? 誤魔化せる? 王国の威信も面子も何もかも崩壊しちゃうんじゃないかなぁ……なんてさぁ。だからええと……」

「あー、もういいぞウェッソル。あとは俺が憎まれ役やっからよ」


 彼の背中をぽんぽん叩いて前に出るのは、我らが外対騎士団が誇るくそったれひげジジイことルガー団長。彼は人生至上最高に憎たらしい笑顔で騎士団へ宣告する。


「会議はまだ続いてるからさぁ! 気付かれてないうちにギガント含むオークの死体片付けと血の処理、建物の修復と見送りパレードの準備等々諸々の雑務を全部! 徹・夜で!! よろしくなぁ!! あ、始末書は後回しにしてパレード後に全部徹夜で片付けてくれればいいぞ? シフト組んで優先順位もう決めてあっけど、会議終わるまでみんな正義と御国の為にも死なない程度に死ぬ気で隠蔽工作しようぜぇいッッ!!!」


 無駄にいい笑顔で親指を立てるルガーを前にして、その場にいた全員は思った。


 ――コイツ、いつか絶対コロス。


 人は、共通の敵を前にして初めて一丸となれる。

 騎士団員の何人かが後に「こんなことならオーク化社会の方が人道的だった」と語る地獄の後片付けの始まりである。

言った筈だぞ、勝っても負けてもお前らは終わりだってなぁ!!

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― 新着の感想 ―
[一言] オークの手も借りたくなりようなデスマーチの始まりだーーー!!(発狂)
[一言] 効率化は絶対に必要ではあるけど、それだけを突き詰めすぎれば「そもそも人間でいる必要がない」というラスボス思考のオチになる。 まあ、だからこそ次の人類を求めるというトンチキ結論になってのかもし…
[良い点] わー!!勝ったー!!! わー!!新たな地獄の始まりだー!!!
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