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注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
言っていた死神夫婦の話。
まだ夫婦では無さそうですが。
奥さんがツンデレです。
旦那がクーデレです。
黄昏の集いの一角。我らが王の趣味で古典的な部屋の中にいた。周りにあるのはゴシックとクラシカルを混ぜた様な丁度品。錬金術が発達した世界観と類似する点が多々ある。大量の書物と人骨、それから肖像画。羽休めの拠点として、視覚から楽しませようと考えて居るのだろう。
そこで僕は紅茶を嗜みながら、不貞腐れる彼女に声を掛けた。
「何度も言うようだけど、相性が悪いんだよ」
「五月蝿いわね。何れアンタが耐えられなくなるほどの火力を、腹にぶち込んでやるわよ」
「そ。精々頑張れば」
膝の上には満身創痍の女が横たわっていた。女、と呼ぶには余りにも小さな体躯。少女と言った方が適切だろう。そう言うと、彼女は決まって『アンタと年齢変わんないわよ!!』と怒り出すのだが。そんな負けん気の強い彼女は、大人しく僕の膝上に頭を乗せて、頬を膨らませた。
相手をするのも面倒臭くなって、僕はテーブル上のボックスから菓子を一つ摘み取った。人狼ヴォルが選りすぐった、極上の甘味。銀の包装を剥いて彼女の口に放ると、行儀悪く噛み砕く音が聞こえてくる。
「所で何時までそうしてるの?」
「私が寝るまで。アンタと戦って消費したから、眠らないと」
僕に負けた事を未だに引き摺っているようだ。死神の中でも屈指の火力を持ち……いや火力が全てなだけ。他は何も持ちえない。ただ強いと賞賛される事こそが、彼女の誇りであった。其れが傷付けられて、存在意義を見失っているのかも知れない。どうでも良いけど。
「そう」
数時間程前、彼女と何度目か分からない御前試合をした。全てを献上した火力を余す事無く針に込めて、思い切り振り翳す。荒々しい猪の突進を見ている様だった。精度も精密さもなく、ただ力任せに敵を断つ。それだけが彼女の戦い方だった。それだけで、か弱い下等生物は容易く息絶えた。耐えられ無かった。彼女の力に。
最も僕の戦い方だと格好の鴨になるのだけど。ああいうタイプは元の力が強い分、カウンターに弱い。なまじ火力に全てを振ってる分、防御力はなけなし。打ち込んで来た力をそのまま彼女に返せば、いとも容易く倒れ伏す。
今まで彼女が負けなかったのは、それに耐えられる程の器を持った奴と戦わなかったから。
「全てを捩じ伏せる火力だけじゃ、最強と囃されても最優じゃない。何れ泣きを見る。今のように」
僕は紅茶に口を着けて彼女を見た。反撃の一途を打ち込むべく、腰に手を回す。この状態で放って来ても、勝ってみせるさ。
男
名前忘れました。数年前に作ったキャラなので、ご勘弁を。
無駄のない洗練された動きで薙ぐタイプ。
得意技はカウンター。
相手の火力を体内で乱反射して、そのまま打ち込む接近戦を好む。相手の魔力、霊力の強さに比例して威力が増す。
内蔵攻撃!!
クーデレです。多分小動物は興味無さそうに見えて好き。
ぬいぐるみとか渡すと、黙って弄ってそう。
捨てない。絶対。
年下の子を『あの子』と呼ぶ。
『僕より年下何だから、それで良いでしょ?』
女
名前忘れました。確かサウダージだったような。
響き的に合わないから、まだ考え中だったような。
強いから孤独。強さしか存在意義を持てない子。
強さと引き換えに失うものも多々あり。
身長がない、睡眠を求める、全部彼女が火力に回しているから。
負かされた彼には、何だかんだで一目置いてる。
作者はラーテル、文鳥と思ってます。
死神の中で最強格の二人です。
だから一番最初、一番強い、ナンバリング/1(ワン)。
ロキとの戦闘シーン書きたいですね。
アレニエも似た様な事して、回収するので。




