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東雲柊の怪奇譚①  作者: 風見鶏
1/2

●初めての作品なので、至らないところがあるのでご了承ください。



人の噂は恐ろしい。きっかけは小さな出来事の筈なのに人から人へ渡り歩く内に話は大きくなり、結局異なる話になっていく。


挙げ句の果て、その噂にとり憑かれて人を殺してしまう事もある。


明治。東京には西洋の文化が混じり初めていた。街には洋服を着た人、和服を着た人が入り乱れていた。道路には馬車や路面電車、車が走っていた。

そんな大通りを少し進んだところにある小路を行くと古ぼけた屋敷が建っていた。

名前は『白灯蛾しらひとり』。その奥座敷。一人の女がいた。畳には真っ白な巻物が広げてあり、女は筆を取り蝶を描いた。

『我が血を持って命を授ける』

呪文を唱えると描かれていた蝶が実体化し、一つしかない小さな格子から飛びさって行った。


「どうか、私の願いを聞いて下さる方へ届きます様に」


女はそう手を合わせ願った。格子からこぼれる小さな光に向かって。

読んでくれて感謝します(*^▽^)/★*☆♪




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