01.私と彼の一定距離
こんにちわ。
恋那です。
「みるく色のキャンディー」が完結して、落ち着いてきたので。
また連載始めます。
よろしくおねがいします。
私と君の距離はいつも一定。
離れる事も無く、近づく事も無く。
ただ、一定に続いてゆく。
それは現在も、未来も、変わらない事。
*** *
「湊ーーー!!!」
「ん。何?」
「呼んでみただけ。」
「期待させんな。」
「ねー。林檎。」
「え?」
「呼んでみただけ。」
「ばぁか」
「「んじゃね」」
湊と別れてからも、私の頭の中ではさっきの会話がリピートされてる。
あーぁ。
湊のばか。
いい加減。私の気持ち、気づいてよ。
「・・・・好きなんだよ。」
私と君との距離は。
決して遠い訳でも無く。近い訳でもない。
恋人になりたいって訳でもなく。友達のままでいたいって訳でもない。
友達以上、恋人未満。
そんな関係が続いたって、別に構わない。
草那林檎。
私の名前。変な名前で草っぽい名前。
これでも、女の子なんだよ。
ーーーーって。
世界中の皆に言ってやりたい。
山田湊。
私が好きな。彼の名前。
不器用だけど、ちょっぴり優しい。
甘酸っぱい彼。
でも、結構いじわる。
私は。
こんな彼に恋をした。
やっと一話が終わりました。
どぅでした?
感想又は、アドバイス頂けると、本当にうれしいです。