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桐家の皆さまにインタビューです。

今日は、桐家で誕生日パーティーを催されたようなので桐家の皆さまにインタビューをさせて頂きました。


まず初めに沢山おられる女房さんに聞きました。


如何でしたか?パーティーは!

女房イさん。


「はい。わたくしは女房になりまして三年でございます。わたくし、このような催しをして頂いた事に感激しております。凛様は何やら月の方とお聞きしておりました。わたくしのような者までに・・・・

ただ、「部屋を飾られる。」という事で着物の切れ端を皆で短冊に切らして頂きました。あの、切れ端もかなりの高価なものでございます。凛様は惜しげもなく切られるのを見て驚きました。さすが、月の姫様でございますわ。わたくし、桐家に奉公させて頂けた事に感謝致しております。」


女房ロさんは如何なものだったでしょうか?


「はい。それは、それはもう、大変賑やかでございました。

わたくしは女房になってもう、八年でございます。桐家で言いますと女房中堅というのでございましょうか。いつも、凛様を拝見させて頂いておるのですが本当に、この世界では考えられないような事をされています。「誕生日パーティー」なるような催し宴のようなものも初めてでございました。

さすが、月のお姫様ですわ。着切れ端をあのようにされるとは・・・・お部屋がとても華やいで見事でございました。ただ、部屋の中央にわたくし達が読めない字で大きく書かれておりました。

確か「ハッピーバースディー」のような文字でしたわ。あれは月の文字なのでしょうね。」



女房ハさんは楽しみましたか?


「・・・・。わたくし・・・此処へ参りましてまだ、一年でございます。桐家のお屋敷に月のお姫様がお過ごしされているとは聞いておりましたが、本当に凛様はお優しくていらっしゃいます。このわたくしにも「楽しんでる?」と声をかけて頂きましたの。

そして、凛様は「軽食だけど沢山食べてね!」と有り難きお言葉も頂戴致しました。

軽食と言っても、豪華な物でしたわ。あの豪華な食事を「軽食」などと仰る凛様は月の世界ではどのような物をお食べになられていたのでしょうか?」


女房ニさんは御家族に話されましたか?


「いいえ!わたくしは家族に話したいのでございますが・・・・凛様の事は内緒?らしいのでございます。失礼いたしました。わたくしは萩様の直ぐ下の女房副頭をさせて頂いております。

萩様が凛様の事を「口外するのではありません!」とお約束させられました。

そうですね。凛様の行動はわたくし達には分かりませんから、何時、何を仰られるのか少し恐怖を抱いておりました。しかし、このように、わたくし達の為に・・・ウウウ・・・・失礼致しました。もう、感激で涙が出てきます。わたくし達の労をねぎらっての事だと言うではありませんか!

わたくし、凛様の言われる事は必ずして差し上げたいと強く思っております。

エッ!もう宜しいのですか?失礼いたします。」


ここに武さんと弦さんがおられます。

武さん、弦さん。この催しについて一言お願いします。


「本当に・・・・私等のために有り難い事です。私も長年、桐家に勤めておりますがこのような催しの宴は初めてでございます。まぁ、私と凛様はよく庭でお出会いする事も多いのでございますが、このような宴の事は知りませんでした。でも、何やら女房様方が部屋でお集まりになって何かをされていたのは知っていたのですが、あのように部屋を飾られて見事でした。あの飾りは着物の切れ端だと聞いております。さすが、凛様。月の方だけはあります!」(武さん)


「今日は大変嬉しく感激致しました。私は鷹明様のお父上様の頃かた仕えております。炊飯頭をしております。前に凛様から何か欲しい物は無いか?と訊ねられましたが、此処は炊事に必要な物は全て揃っております。だから、私は無いと申し上げたところ凛様はお寂しそうな御顔をされました。

そして、軽食を作って欲しいを言って来られたのでございます。私は軽食って知りませんからどのような物なのかお訊ねしたところ、軽い食べ物よ。と仰いました。私は前の事もありましたから腕によりをかけて作らせて頂きました。凛様は料理を見られて満面の笑みで有り難うとお礼を言って下さったのです!なにより凛様に喜んで頂いた事に幸せを感じております。

本当に長生きはするものですよ!」(弦さん)


おられました!萩さんは凛さんから贈り物を頂いたそうですが。


「はい!凛様から頂いた贈り物は『肩たたき券』なる物でございます。凛様が仰るのには「私がいつも萩さんに迷惑ばかり掛けているから」と。わたくし・・・・果報者でございます。

でも、凛様に肩をたたいて貰うことなど・・滅相もございません!この券はわたくしの宝にしたいと思っております。」


華さん~~~!!華さんからもこの催し宴について何かありますか?


「よく聞いてくださいました!凛様はわたくしに。と仰って凛様の銀の箱を開けられて「好きなものを貰って!」と仰って下さいました!わたくしはもう、驚いていたのでございます。

わたくしは断りましたが凛様は「是非!」と仰いますので小さいも物を頂きました。

これでございます。頂いたもののどのように使えば良いのか思案しております。」


これはリップクリームですよ。


「リップクリームですか?これはどのように使ったら宜しいのでございましょう?」


これは唇に塗る物です。唇がツヤツヤ、プルプルになります。


「あ~~~~!そのように使うのですね!分かりました。でも、このような貴重な物をわたくしが頂いても宜しかったのでございましょうか?」


凛さんお気持ちですから受け取って差し上げたらどうですか?


「・・・はい。そうでございますわね。・・・でも、月の世界の物ってわたくし達が想像も出来ない物ばかりあるのですね!そして、今日の宴は・・・大変たのしかったのでございますわよ。フフフフ・・・・」


皆さま。インタビューに答えて頂いて有り難うございました!!

お疲れ様でございました!


そうそう、桐家といえば大事な方にも聞いておかないと!

桐家のご当主でいらっしゃる鷹明様はこの宴はどうでしたでしょうか?


「・・・・・・まぁ、屋敷の皆が喜んでいたから良かったと思う。が。ただ、今回、何も凛からは相談が無かった!!・・・そして、飾った部屋を見せてはいけない!とか言って俺を見張りに使うとは!!何たる事!一応、俺はここの当主でもあるのに!!誕生の宴と称して凛が楽しみたいだけではなかったのか?と俺は思う。」


でも、皆さんも楽しまれていたように拝見しましたが。


「・・・・・・・・・・・・・・・。」


そして、御当主様!凛さんからワインを贈られたそうではないですか!


「・・・・・そうだ。・・味は上手いが色はちょっと。久しぶりに飲んだが未だに、あの血のような色には慣れん!!(ため息)」


皆さま、お疲れになられているご様子なので、これでインタビューを終わりたいと思います。


皆さま。お疲れ様でした。


ごゆっくり休んで下さいませ。

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