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我慢の限界です。1

「私のトリップlife」の「我慢の限界です。」「ものは相談です。」「力を合わせるって良い事です。」と「おまけ」はこちらに移行させました。

あの歌会から季節は変わり、今は夏。

暑いです。物凄く暑いです。私はこの暑さが我慢できません。

この時代はクーラー&扇風機などは勿論、ありません。「氷」などは高嶺の花!

今までの向こうの生活が懐かしいです。クーラーの効いた部屋でビール片手に友達とウダウダ言っていた頃が思い出されます。

私がこっちの世界に来て1年と数ヶ月?が経っています。去年の夏、冬も経験しているのですが、ここの生活になれるため私自身に余裕が無かったというか気が付かなかったのではないか!と思っています。

それだけ必死に暮していたんだと思います。

でも、今年の夏は気持ちも落ち着き全てに余裕が出てきたと言いますか私の体が正常に戻ったようです。

だから、今年の夏は暑いと感じるのですね。


「ねぇ、萩さん。暑くないの?」

「暑いでございますよ。凛さま、どうなされたのでございますか?」

「この暑いのによくこんな着物が着ていられるよね。」

「そうですね。でも、わたくしが着ている衣は薄い物でございますから、それ程、暑く感じませんが。凛様はお暑いのですか?」

(凛様の衣はわたくしよりも薄い衣で涼しいはず。これでも暑いと申されるのは、やはり月の姫様にはお辛いかも知れませんね。)

「そう言うもんかね。私は暑くて死にそう!」

「凛様・・・・・死にそうなどと・・・仰らないで下さいませ!」

(ちょっと!萩さん。何?涙ぐんでんの・・・・)

「萩さん。死なないから。死ねないのよ!このくらいでは。」

「ねぇ、萩さん。私も軽いものに着替えても良いかなぁ?」

「はい。宜しいのでは。凛様のお好きなようになさいませ。」

「ありがとう!萩さん」


萩さんからのお許しがでました。早速、私は魔法のスーツケースからキャミ、短パンに着替えます。やっぱり涼しい!それに、畳はヒンヤリとしていて寝転ぶには最高!

畳の気持ち良さに目を瞑り。寝苦しいかった昨晩の寝不足でウトウトし始めて、終いには熟睡をしてしまったようなのです。目を覚ました時は日(太陽)が西に傾きかけています。

起きたばかりの私の頭はボーとしていて、何故か、向こうでの夏の定番である海水浴。プール遊びを思い出し懐かしんでいました。

そして、私は「この夏をどう乗り切るか?」と考えていたら凄く良い考えが浮かびました。

だから、早速、鷹くんに交渉します。


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