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スマホ歩き  作者: いわまこうぞう


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スマホ歩きをする人は100%身勝手なだけなのだろうか

今日も一日がんばった。

世間に役に立つ仕事ではない、むしろ迷惑電話をかけまくっているだけのコールセンターのバイト。

あの客には悪い事したな、いい人だったからこちらの都合に配慮して買ってくれたんだろうな。別にいらない商品だっただろうに…。


そんなことをボーっと考えながら歩いていたら、前から来たスマホ歩きの人にぶつかりそうになった。舌打ちされた。


え、私が悪いの?スマホ歩きの方が悪くない?

そう思った。


私はスマホ歩きが嫌い。

人に迷惑を掛けてでも、何なら自身を身の危険にさらしながら、自分の欲求を満たしている人たち、そう思っている。


本当にそうかな。

実はあの人はそこまでしてみなければならない情報を見ていたのかもしれない。その情報を今すぐ入手しないと、愛する人の生命に危険を及ぼしかねないとか。


むしろ、自分も考え事をしながら歩いていた。

ながら歩きと言う意味では同列。

悪かったのは私かも知れない。


そんなことを考えながら寒空の街を歩いていた。

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