ゴールデンウィーク
連休イコール地獄な職場ばかりで働いていたせいか、ゴールデンウィークと言っても、どこもかしこも無駄に混む⋯⋯そんな認識。カレンダー通りに休めるだけでも羨ましい覚えがあった。対価がしっかり払われていれば、きっとそんな事を感じなかった時点で、今ならブラックな職場だったのだろう。
今は抜け出せたから苦労話のネタに出来る。それでも連休で混んでいると思われる場所に、わざわざ出掛ける体力を使いたくないのが本音だ。人混みに揉まれ無駄に疲れるよりも大人しく、籠もっていたい。
過去をさらに深く思い返してみると、親世代がとてもタフだったなと感じる。昔を懐かしむ年齢になったのが地味にショック。私がものぐさだからなのか、毎年毎年各種イベントミッションを、きっちりこなしている家庭は凄いなとも思う。
お気に入り様の古い作品を見てふと思った。住んでいる地域では、鯉のぼりを泳がせる姿を見かけなくなった。農家らしき広い庭、古い家は商業地やアパートにかわり、敷地が広くてもどデカい鯉のぼりをあげるスペースがなくなったわけでもなさそうだ。時代なのかな。私がいうセリフではないが。
記憶力の乏しい私は、きっかけがないと記憶の扉が開かない。今回紹介するこのお話を読んで、自分も鯉のぼりに乗って空を飛びたかった子供の頃を思い出した。
記憶が結びつくと、以前書いた話が、ゲーム由来、影響ではなくて、幼少期に刻まれた体験にあったんだと納得する。読んだ方がみんなそんな童心にかえるような環境とは限らないが、少なくとも私自身は懐かしさを感じた作品。
タイトル:コイノボリ(童話14)
作者:keikato 様
カテゴリー:短編
ジャンル:童話〔その他〕
Nコード:N5021DQ
シリーズ:童話
掲載日:2016年 11月19日 05時36分
最終更新日:2024年 05月12日 15時37分
文字数:2,967文字
あらすじ
もうすぐ五月。いくつものコイノボリが、あちこちの屋根の上で泳ぎ始めた。マンションの三階、リョウの部屋のベランダからもコイノボリが見える。
そんなある日。
・作品リンク
https://ncode.syosetu.com/n5021dq/




