レジの貼り紙
新札に切り替わっても困るのは受け取る側。お店だけじゃなく、お釣りを受け取る時に使う側だった客も受け取る側になる。
災害の頻度を考えると、メディアの無責任な海外ではどうたらこうたらの煽り負けないでもらいたい。
書きたい話はそれではなかった。お金に関する事ではあるが、見て理解が及ばなかった文言についてだ。
レジにたまにある、千円札が不足してます、五百円玉が足りません。
そんな貼り紙に覚えはないだろうか。両替枚数の制限や手数料などの関係で見る機会が増えた記憶がある。理由は余計な支出を避けたい店側にある。ただそれは本題ではない。
とある店のレジに貼られた紙にはこう書いてあった。
「一万円札が不足してます。ご協力をお願いします、と」
──えっと、強気の経営?
一万円札はご遠慮くださいじゃないんだ。
両替の手数料なんて気にしないのだろうか。新札を流通させるために、旧札の回収ノルマでも課されたのだろうか。
謎だったけれど電子マネーではなく、一万円札を使い協力してみたよ。
何も言われなかったし、言わなかったよ。新札に切り替わる前に見たのだが、新札になってからはまだ確認していない。




