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原作と改変  作者: ふりまじん


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危険値

山に子供を置き去りにした母親と交際相手が逮捕されたと言うニュースを見た。

8歳の男の子が言うことを聞かなかったので 躾 のためにしたのだそうだ。

で、子供が山を降りて近隣の人に助けを求めて事件が発覚したらしい。


コメントはシビアで母親を責めるものだった。

でも、これは記事の書き方にも問題があると思う。

『山に置き去り』 『交際相手と母親 』のワードが先についているので、親の思いを勝手に放置と読者が解釈し、そのコメントがまた、非難のコメントを生む様な構図に見えた。

たまに、同様の事件で両親が置き去りにしたときはお咎めなしだしおかしいと言うものがあったけれど、こういう記事は読解力がいるな、と思った。


まあ、どんな状況で山に放置をしようとしたのかはこれからの捜査で詳らかになると思うけれど、

山に放置は今の世の中、クマが冬眠しなくなっているしやめた方がいいのは確かだと思う。


それにしても、山に置き去りにされたら、普通は少しの間、親が来るのを待っているものだと思っていたので少し驚いた。

うちの場合は、確かに色々とバイオレンスが繰り広げられていたけれど、テンプレ化していたから、知らない山に置いてゆかれたりしたら1時間くらいは待っているとおもう。そして、見えないとしても親に泣いて反省している様をアピールしたと思う。


そう考えてから、この子が母親と交際相手という組み合わせで置いて行かれた事に気がついて、複雑な気持ちになる。

母親が実父と違う人間と住み始めてたら、子供は混乱するしそれで問題行動をしたりもするとおもう。

それを理解されないで山に置いてゆかれたら、8歳だと本当に捨てられたと思うのかもしれない。

だから、さっさと助けを求めに山を降りたのかもしれない。そう考えると、なんだか悲しい気がした。

このとき、少年は親が帰ってくることを信じてなかったのか、と、悲しくなった。


昭和ではよくある罰だけれど、この辺りの配慮とテンプレ感には違いがある。

昭和の場合は危なくない場所を選んで、そして、その場所に近所の人が見ているのを知っていて大きな声で和すさを話したりしてから放置して、隠れて見ているものだからだ。ついでに熊も人里には寄ってこなかった。

日々、散歩などで危険な場所や言ってはいけない境界線についても話していて、他はともかく、うちの場合はなんか、ドリフのギャグくらい法則が決まったところでの放置なので、ある程度経てば、親はきっと自分を迎えにきてくれると信じていられた。


何であれ、山に放置は酷いと、ほとんどのコメントで書いてあった。でも、今の世の中、どこが1番危険かは難しい問題だ。

こう言った風潮で、家に軟禁とかの方が安全だと思われても、子供の死亡事故で家や車などでの熱中症などが増えているので、山の方が他に助けを呼べる分、安全だったかもしれないからだ。


独身から税金を取ってまで子育て支援をするとかいうけれど、家庭にばら撒くとかはやめて、こういった子供や親の相談できる施設や人材にもっとお金をかけるべきではないかと思う。

もう、怒って置き去りの真似事なんて、デパートの屋上とかでも安全とは言えないし、追い出すとか、言ったら、SNSで人攫いが狙っている、そんな世の中なのだから。


とはいえ、学校の先生ですら信頼できない世の中なのだから、本当に難しいとは思う。


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