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原作と改変  作者: ふりまじん


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358/406

ネタバレの範囲

ドラえもんの映画で、地震などの表現の注意喚起が出たことで話題になっている。

それはネタバレか、いい配慮というのか。


私からすると、子供番組のネタは大人が分かって当然だと思っていた。

地震などの他にも、エロや政治思想、オカルトや宗教など、さまざまな懸念が大人にはある。

そして、それらを確認してから子供には見せたいと思う。

できれば自分が子供の頃に見て安心できるものを。


それは当たり前だと思っていたので、ドラえもんでそんなに話題になるのか、と、思った。

コメントにはさまざまな恐怖症や災害の経験が書かれていて、時代も変わったな、と、思った。

私の時代は、大人は戦争経験者がたくさんいて、彼らは配慮されることもなく地獄の中で生きていたので、自分たちの子供たちにもその経験を教えようと結構黒い話でもなんでもしていた。

PTSDなんて言葉のなかった時代である。


でも、私は考える。そんなに配慮して何からも守っていたら、何かあった時どうするのだろうか、と。

国が滅びれば、そんな配慮なんてなくなるのだから。



なんでも加減は必要な気もする。でも、大人が子供の見るものを正確に知っておくというのは大事だと思う。

90年台のオカルトブームとカルト犯罪には、大人の目の届かなかった物語の影響もあるからだ。


霊感商法を信じるにあたって、漫画やテレビでの守護霊や憑依などの前知識があったし、霊感のある人が一般人に紛れていて、それらの人はみんな善良だと思わせる雰囲気があった。


などと考えて、コメントが大人のものだと気がついて、ドラえもんはもう、子供だけが見るものだは無いんだな。と、21世紀で少し寂しく感じた。

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