いまを入れる
ドラマを見た。そして、色々考えた。
時代と言うものを。
服装もあるけれど、昭和と違い、移民が増えた現在、やはり、無免許医はダメな気がする。
その国の常識を知らない人達に向けて、ドラマはある程度の情報源であるべきで、救急隊員ですら、医療行為に当たるものは出来ないし、例え、医師免許を持っていても、外国の免許では医療行為は出来ないはずだ。
そこは分かりやすくするべきだろうし、やはり、オッサンが幼女に『お嫁しゃん』などと言われて二人で住むのも、こう、幼児の性被害が増える現在、違和感がわいてくるのも止められない。
『あしながおじさん』をキモいと述べた女子高生の感想に、ちょっと感傷的な気持ちにもなったけれど、いざ、自分が、人間が演じるオッサンと幼女を見ていると、どうしても、気になってしまう。
時代と言えば、『顔』についても、随分と考えが変わった気がする。
昔は、自分のリアルな顔が全てだった。
でも、今は、ネットでの『顔』も自分の顔なんだと思う。
少なくとも、そんな雰囲気を足して行かないと、新しい感じがしないし、共感も出来ない。
病気で顔が醜く変わる
かりに、そんな話を作るとすると、私なら、『アイドル』をモデルに作るだろう。
やっと人気が出てきた新人アイドルが急に消える。
熱心な推しの主人公は、彼女が事務所の偉い人と恋愛関係になり、自分達を裏切ったと思い、探し出す。
が、小さな田舎で見つけた彼女は、顔の筋肉がこわばる奇病で、醜い姿になっていた。
彼女は主人公を…ファンを裏切ったりはしていない。
それどころか、病気の体でも、まだ、歌手を諦めずに頑張っていた。
心を打たれた彼は、彼女に提案する…仮想世界のアイドルを目指したらどうか、と。
2人は…沢山の人達の応援もあって、ネットで人気をえる。
病気のために発声が難しくなった彼女の声を…主人公がパソコンで作り出す。
ある日、彼女のような難病を抱えた人間を治療してくれると言う天才医師がいる事をしる。
そして、とうとう、その医師と連絡を取り、彼女が治る希望がある事をしる。
手術の日取りも決まったある日、彼女の事務所の偉い人に主人公はこう告げられる。
『手術を受けたら、もう、2度と彼女には会えない。』と。
悩む主人公。
けれど、歌手を目指す彼女の強い意思に、別れを受け入れる。
何もかもを彼女に捧げ、捨てられた主人公。
深い山奥の建設現場で働きながら、下界の情報は見ないようにしていた。
そんなやさぐれた彼の元に一人の弁護士が現れる。
弁護士は、アイドルの彼女が亡くなった事と、彼宛の遺産の話をする。
彼女の病気は筋肉が衰えて行く病気で、どちらにしても短い命である事。
その中で、最後にもう一度、本来の自分の声を取り戻したかった事を、その為の手術出会った事を主人公は知らされる。
彼女は、最後に、主人公が一目惚れをした美声を取り戻し、あの歌を…憧れだったアイドルの歌を歌う。
その動画と共に、彼女のボディスケール、声、その他の情報が主人公に送られる。
彼女の別れの挨拶は、自分を嫌ってではない事をしり、主人公は、ただ、なき続ける…
どうだろう?
少しは今風になったと思うんだけれどなぁ…
しかし、これからは、生体情報も有益な遺産になるんかね…
ああ、しかし、上に、有名人になれさえすれば…結構な改編もさせてもらえそうで、羨ましくもあるなぁ…




