時代の改変
時代が知らないうちに改変した物語がある。
シンデレラもそうである。
シンデレラについては、グリム兄弟がドイツの地方を回って集めた民話として紹介したのだけれど、この話は明確な作者がいる。フランスのシャルル・ペローという人物である。
どうして、こんなことになったかというと、フランスでこの話を知った人がドイツに移り住んで民話として伝えたからである。
こうした、時代の改変というものもある。
そして、知らない国の話の場合、憶測と想像で埋めてゆくから、物語が随分と変わってしまう。
こう言った話は、日本の昔話でもある。
まだ、原作と二次作を理解していたそんな世代は問題がなくても、作者が亡くなっても名作というのは人づてに生き続けるものである。
グリムも初めは分からなかったみたいだけれど、現在は、ネットで様々な情報を知ることができる。
まあ、それで私は混乱してるんだけれど。
日本も、そのうち、戦国時代に外国人が沢山登場する物語が生まれて、歴史の認識が変わってゆくのかもしれない。
そして、都市伝説のような物語が生まれたりする。
最近、動画サイトで天皇家がユダヤ人の系譜にいるとかいうのがおすすめされる。
私は、これはなんだか違う気がする。ユダヤ教は一神教だからだ。
一神教の神様と、アークという神様から授かったなんだか凄いものを天皇家が本当に預かったとしたら、多神教の神道なんて作らないと思うし、仏教と合祀なんて進めたりはできないと思う。
どちらかというと、シュメール説の方があっている気がする。
この辺りの神話も、また、変わってゆくのかもしれない。
それは面倒でもあるし、自分がやるのが怖いとするし、そして、調べるのが楽しくもある。
できれば、死ぬまでにノストラダムスの色々を分類してしまいたいわ。
ノストラダムスはいろんな人によって盛られてしまったから。
そして、私も大盛りにしてから逝きたいわ。
それは叶うのか、そうかは分からない。