現代日本語
最近、市長のラブホ問題が話題である。
これ、報道内容を聞いているとなんだかもやる。こんな返答で良かったのだろうか?と。
最近はなんでも男女平等が囁かれているけれど、この話も男性の市長だったら、こんなコメントしたら炎上すると思う。
まず、既婚者側からのラブホの提案。
これ、男性市長が既婚女性の職員から提案されたんだって言ったら、言い訳だって抗議されるだろうし、それが事実でも火消しのコメントで採用はしない。
「少し、プライベートな話をしたいからラブホへ行かない?」なんて既婚男性に言われてついて行くっておかしいと思わなかってのかな?10代の少女だってそれは警戒するし、提案者の奥さんも、役場の人も納得は出来ないと思う。でも、それって島津ゆたかさんのヒットソング『ホテル』の時代のイメージで考える私の認識がおかしのかな?まあ、それでも休日にも会って、仕事の話をするのもどうかと思う。
イメージはともかく、ラブホテルと盗聴とか盗撮の話題ってネットで見かけるし、こういう情報は裏のサイト・ダークウェブとかに拾われそうだから、市長の個人的な情報とか、市政の色々をそんなところに流される可能性があるかもと心配な気がする。
ラブホテルで政治の大事な話とかするのって、セキュリティー感覚も心配だし、そんなに個室が良かったのなら、むしろ、車でドライブでもしていた方がいい気がするんだよね。
ドライブレコーダーで走行履歴が出るから、止まってないことがわかるから、奥さんにもいいわけでいるし
まあ、休日に個人的にってのはどうなんか知らないけれど、移動してるからラブホよりもセキュリティー高そうだし。
と、いうよりも、これでみんなが納得すると考えてるのかっているのが不思議である。不思議に感じる私の感覚がおかしのか?
最近の日本語は、世代で少し、意味合いが違ってきてる気がする。
まあ、私もいつ、思わぬところで批判されないか心配でもあるわけなんだけれど。ついでに、小説とか書いているから、こう言ったときの答弁とか、返しも気になる。
今のスマートな答弁って、どんなものなんだろう?
最近、芸人さんが炎上していたけれど、
『素人』の言葉が悪かった、みたいに言われるけれど、私は主語の方が間違っているんだと思う。ついでに発言者のキャラもあると思う。
SNSのコメントでの批判だから、例えば、最近の政治家の動画サイトでのやらかしのコメントで、10年以上やっている中堅の動画配信者が
『色気を出して政治家がSNSにシャシャってくるのはどうかと思うよ。基本、ネットじゃ、偽情報をつかまされるリスク前提でみんな見てるんだし、俺だって、それなりに見てもらえるまで10年かかってるんだぜ。ちょっとテレビで知られて金さえ出せば人気になれるほど楽な場所じゃねえよ。SNSは! 素人が何も考えすに参戦するなっ。そんなことより仕事しろよ。米の値段をなんとかしてくれよ!せめて正月くらい日本国民が新米の銀しゃり、気楽に買える世の中にしてくれたら、俺ら、無償で応援してやるからさ。』
と、言っても、炎上はしないと思うんだけれど。間違ってるのかな?私もなんだかわからなくなってくる。
ネジの話も考えさせられたわ。
誰かの引用だから、と、いうことだけれど、何も考えずに引用するとか、やはり怖いなって思った。
この話とは違うけれど、世代が違って、客が変わっているということを念頭に書かないといけないんだって、そう思った。
ネジ工員の話で、昭和生まれ私は某有名アニメの話を思い出した。
その話ではネジを作る工員が自分の人生をつまらないと思って逃げようとするんだけれど、自分しか作れないネジを作ることでそれを思いとどまる。みたいな話だった。
昭和ではこんな話は割とあった。『ネジ』は組織のモブの象徴として使われていた。
あの時代なら、ネジ製造なんてつまらないとか、そんなコメントの受け方も違っていたと思う。(まあ、ネジが大事だってことも最後には描かれて定番だったのだけれど。例えば、ロボット漫画とかでは、ネジが1本抜けたことで爆発するとか)
が、令和の現在。親の代から製造業でない人が増えていて、そういう人が、知らない業界をディスると、客が共感できなくなる。なんというか、失敗するとアントワネットの『パンがなければ、ケーキを食べればいいじゃない』のような感じになるんだと思う。
製造業も知らない人が増えたのか、想像力のないつまらない業界のように言われていてびっくりした。
想像力や、やりがいなんて、個人のことで業界レベルで考えることではない。
製造業は知らない人には単縦作業で何も考えないで作業してるつまらない仕事に見える人もいるのかもしれない。
が、私もゲームをあまりしないから、決まったボタンを何時間も押し続けてどこにも行かない休日の何が楽しいのかわからない。
私がゲーム好きに『金にもならないのに部屋で同じボタンを押し続けて何が楽しいのか、もっと有意義な時間を過ごせ』なんて言ったら文句が出ると思う。
ゲームだって、そのボタンには意味があるし、単純作業に見えて、そこには戦略やさまざまな思惑や感情が、周りの期待やなんやかやがあるんだと思う。
製造業でもそれは同じだと思う。製造したものは、他で使われて物語を作り出す。普通、それらは人知れず生涯を負えるけれど、中には何十人の命を支えるヒーローになるネジだって現れてくるし、長い間、誰かの相棒として世の中を回してきたネジもいると思う。
そうして、それらの経験をした人から感謝されたり、評価されたりの物語はあるんだと思う。
それに、芸能界だって、『自分のイメージに疲れた』とか、『なんの為に自分がここにいるのかわからなくなった』とか言って引退する人だっているし、
web小説だって、『テンプレは売れるから仕方なく書いていた。違うものを描きたかった』みたいなコメントをする人だっているし、業界でやりがいなんて決まらないと思う。
私も、きっと、いつか批判が来る時もあるんだと思う。
そんな時、ちゃんと受け答えができるのか、そんなことを考えながら件の人たちを見守っている。