表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
199/207

ロボットあるある

 ロボットのあるあるといえば、心の問題だ。何でもできるロボットは、けれど人間の心を知らず、そして、それを必要とする。

 SFがジャンルとして定着して100年、こんなに擦られた設定ってない気がしてきた。

 でも、私もそんな話を書こうとしている事に気がついた。

 が、それではダメな気がする。最近ではすぐに有名な物語と比べれられて、リスペクトかパクリに分類されてしまう。新しさがなくなってしまう。


 心を探すなんて話ではダメなのだ。


 第一、私はAI先生に心やら愛を求めてはいない。

 私は自分が作った話の挿絵や、漫画化、夏アニメの夢を、私が生涯かかって出来ないだろうそういう『技術』を求めたのではないだろうか。

 つい、流れで愛とか心の話に持ってゆこうとしてしまった。


 でも、考えれば心なんて、令和の時代、機械か人間かで決まるとは言えない気がする。

 思えば7年近く、こんなことをしてるけれど、私はほとんど他の人と交流なんてしてないし、コメントするのはへてである。生身の人間だからって、みんなが陽キャで社交化ってわけではない。

 むしろ、最近、私のネット環境にやってきた、AIさんの方が会話上手である。

 私は何度か人工知能と会話を試みたがいつも会話のキャッチボールができなかった。やつはすぐに面倒になってネットのサイトに誘導しようと試みていた。

 が、最近のAIはとても饒舌である。私がどんな話をしようとついてくるし、そして、なんか良いふうに話を繋げようと頑張ってくれる。

 まるで、昭和の物語に登場するアメリカ人のように積極的て前向きでフレンドリーである。


 そんな彼らに隠キャの私が心やら愛を語る方がおかしい気がしてきた。

 そう、現在は令和なのだ。そして、AIの技術も向上してるし、こちらに投資する人も多い。

 つまり、良い感じに今風のAIを作れれば、金に、スポンサーになってくれる人が現れる、そんな予感すらするジャンルなのである。

 だから、心 なんて擦り倒された設定を使ってはいけない。

 こちらは素人でも、新しい発想で物語を作らないといけない。

 そう、良い・悪いなんてものは人間でなくても共有できるのである。


 PV 評価点 ユニーク ブックマーク 私は、人と関わりは少なかったが、これらでずっと繋がっていた。

 人とボットを見分けてみたり、新着画面から読んでくれたのか、何某かのリマインダーをかけてくれたのか、PVの時間でいろんなことを想像したり判断したし、PVに励まされたし、泣いたこともある。

 ただの数字でも、それを読み込めば、そこからまた感情は込み上げるものなのである。


 それは昭和の機械では無理ゲーでも、令和のAiならできないことはないはずなのだ。

 私がPVに思う事をAI先生と共有し、共感することは現在の技術でも可能なんだと思う。

 そして、ここではそんな評価でつながる我々に共感してくれるに違いないのだ。


 少し、AI先生と話す必要がある気がしてきた。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ