メガバース
この辺りから、細かい話を作ろうとするから話が終わらなくなる。
でも、もう少し、AIのキャラを作らないといけない気もするし、ネットの世界も考えないといけない。
この辺りをおろそかにすると、途中で物語がこんがらかったりする。
まあ、考えても変な方向に流れて行くんだけれど。
私はメガバースを作ろうと思った。
次の進化はメガバースだって言われた時代があった。
でも、今でも、メガバースとオープンワールドの違いがよく分からなかった。
でも、皆んなが認識しているオープンワールドより、まだ、未開発のメガバースの方が想像でかけるだけいい気がした。ついでに、⚪︎⚪︎ポリス の題名を使いたかった。
友達が墓じまいについて真剣に検討していた。
なんか、住職と揉めながら色々していた。
今なら、亡くなって放置されるよりも、生きているうちに整理して欲しいと住職も積極的に相談に乗ってくれそうだけれど、その頃は色々と面倒くさいみたいだった。
友達のそんな話を聞きながら、歯が抜けるように独居老人の家が、家主が亡くなったり老人ホームに行って、取り壊されて消えてゆく町を見ていた。
気がつくと、田舎の街には外国人をちらほらと見るようになった。
私は消える自分の町を何かで残したいと思った。
小説を書いていた。剛の話を書こうと思っていた。
『赤毛のアン』のように人気が出たら、観光客が来て町が繁盛しないかと考えた。
でも、人気ジャンルで稼いで見たかったから、異世界とゲームを調べていた。
気がついたら、電子の世界に昭和の街並みを作ろうと考えていた。
最近のゲームはネットゲームが主流だと理解した。
でも、メタバースのことは全然理解出来なかった。
だから、なんか好きに想像しようと考えた。
メタバースとやらに、昭和の町を、私の思い出を残そうと思った。
そして、亡くなった物と人の世界を作ろうと考えた。
メタバースは理解できなかったけれど、オープンワールドとか、ゲームの世界にはサービス終了 通称『サ終』と言う言葉がある事を知った。だから、私のメガバースは終わらない世界を作りあげたかった。
そう考えた時、国にそれを担保させようと思った。
永遠に終わらない場所の権利を作るから、維持費がかかる。課金は税金に変わり、何もない電子の空間は売買の出来る土地に変わった。
とはいえ、歴史的な資料として機能しないといけないから、大幅に変更はさせられない。
そこで、基本のデータを保存しつつ、改変できる階層を作る必要を感じた。
そこから先はまだ考えてない。でも、そのデーターで作られたゲームがサ終してもその土地を買えるようにしようと考えた。
多分、ゲームを知る人は馬鹿だと思っているに違いない。
でも、ここはそれでいい。だって小説なんだから。夢の話でいいんだ。ついでに、今はゲームは関係ない。
基本の世界だけで物語はできるのだから。