1/1
序
もう何もしたくない。存在理由も、生きるつもりも、どちらもいない。
「ねぇ、神様、私の………このクズの人生を終わりてください」
「ゴミなんて、ちょっとひどいと思いませんか」
部屋の中にいつの間にか知らない人が現れた。
「誰?」
「神様、あなたの祈願に生まれたの神様。」
一体何を話すの、こいつ。
「困るみたいな。」
全然知らない人、今は自分の部屋にゆっくりお茶を飲んています、なのにまったく違和感がない。
「私はあなたを異世界に転生するのためにここに来た。」
「え?」