0.long, long time ago
ミラのお話の前に、昔話にお付き合いください。
ある村に1人の少女がおりました。
少女の名前はオリヴィア・ブラウン。
彼女はとても変わり者で、血と争いを好む悪魔のような子でした。
そんな少女は村人を唆して争わせる、楽しい日々を送っていました。
しかし、そんな毎日も飽きるもの。
「刺激が足りないわ。血が見たいの。
もっと!もっと!!」
ある日少女は大発明を成し遂げました。
摩訶不思議な力で、誰でも使える兵器を生み出したのです。手にした人は、あら不思議!力を使わずにはいられません。
皮肉にも少女は天才でした。
人々は我を失い、争い、ついには国をも巻き込みました。血と涙が世界中で流れ、誰もが絶望に打ちひしがれた時、一筋の光が差し込みました。
リアム・キャベンディッシュが立ち上がったのです。
後に英雄王と呼ばれる彼が、死闘の末に光の大魔法で悪の力を消し去りました。
「そなたは人ではない。魔女だ!災厄の魔女だ!!」
災厄の魔女は燃えさかる炎にその身を焼かれ、惨たらしい最後を遂げました。
こうして災厄の魔女は死に、リアムは王となり、国に永遠の平和が訪れたのです。
英雄王 リアム様万歳!!
災厄の魔女 オリヴィア・ブラウンの絵本より
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